あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

photo

26.9.2019

昨日の夕べから、絶望的な気持ちになって、初めて、ちょっとこの状況から逃げ出したい、と考えられないほどのストレス 実は、穏やかに生活をしている一方で、手続き関係が、何も上手くいっていなかった まず、申し込んだはずの銀行口座からは音沙汰なく、そ…

24.9.2019

21度目の、誕生日 いつもならこの時期に、大学が始まるか、または中高時代はテスト期間だったわけでそばに人がいない、ということはなかった 何より、親元に住んでいたわけだから、家族すらいない、ということはなかったわけだし けれど、今回ばかりは仕方な…

19.9.2019

昨日から、ドレスデンに戻っている 夜が明ける前に、ポルトを出発 昨日、海の向こうから押し寄せていた深い霧が 街を埋めつくしていた その様子があまりに幻のようで シャッターを切ったりしているうちに、 電車に滑り込み 人の気配のないサン・ベントの駅は…

15.9.2019

昨日は、本当に不幸と幸福はよりあわせなのだな、と痛感した日 いざ、リスボンを出立して、オビドスという街へバスで行こうとしてたのだけれど、前日のシントラへの強行軍で疲れが溜まっていたのか、出立時間の計算をミスってしまい、バスを逃してしまった …

13.9.2019

今日はリスボン滞在最後の日市内だけでも見そびれたところがあり、後ろ髪を引かれる思いを抱えながら、シントラへ シントラは、リスボンから列車で40分の都市ここには豊かな自然と共に、数々、そして様々な城や宮殿が密集している 世界遺産にも指定されてい…

12.9.2019

この二日間、ひたすらリスボンの街を歩いたにも関わらず、目に入れられなかった場所が、多すぎて 10日の晩、とても怖い思いをした 空港ではwifiが使えるだろうとたかをくくって、宿については一度経路を調べたのみで、スクリーンショットなどを撮り忘れてい…

10.9.2019

バルト三国の旅路は、今日の朝まででおしまいこれからはヘルシンキを経由して、西の端、ポルトガルへ 昨日は、とにかく本当に不運な日で、期待していた博物館の三つが、閉まっていた二つは、臨時休館、もう一つは、リノベーション中 もう一周回って、また来…

8.9.2019

このブログを始めてから、なんとも言っていることだけど、楽しい日々を過ごしている時ほど、更新をサボってしまう ラトビアは、私にとっていわば、天国のような場所だった たくさんの、こじんまりとした博物館だけれど、その全てに、愛国心が詰まっている ヴ…

4.9.2019

旅に出る前の、朝ごはん代わりのマフィンとコーヒー何の変哲も無い、ただキヨスクで買っただけのこれらが妙に美味しく感じられるのは、何故なのか 今日出かけたのは、ヴィリニュスからバスで30分ほどのトラカイ バス停からは、歩いて30分で城に着く、と聞い…

1.9.2019

月の変わり目だということに気づかないほど、他の物事に神経を払っていた 昨日は、再び友人と朝から会った後、恩師のコンサートを聴きに、Glienicke城へ ここは、カール・フォン・プロイセンの夏の離宮で、イタリアのヴィラに憧憬を持っていた彼の意向に沿っ…

25.8.2019

久々の、予定が空っぽの休日目覚ましを掛けずに寝ていたのだけれど、結局8時過ぎに目は覚めて、ゆっくりと支度をしてからそう遠くない場所にあるカフェで、最高の日曜の朝をはじめた 少しお腹がいっぱいになりすぎたけれど、一日中動くのなら、丁度良い そう…

24.8.2019

夏の離宮、サン・スーシへ 本当は、幼少の頃何度か訪れたことがある、はずなのだけれど記憶はほんのかすかで 手前に大きな階段が連なっていたそんな想い出が、うっすら 宮殿の壁が黄色かったのを思い出したのは、日本でガイドブックを眺めてからだった とに…

21.8.2019

今日は授業後、Alte Nationalgalerie(旧国立美術館)へ これも博物館島にある美術館の一つなのだけれど、主に18世紀以降の絵画、特にフランス印象派、それからドイツの古典主義やロマン主義の絵画を中心に収集している 印象派の展示には、名だたる画家の名…

20.8.2019

朝、外に出ると、静かに湿った空気が肌を撫でる トラムの出発時間の2分前、横断歩道に立ちながら、自分が乗る予定だったトラムを見送るこんなことにも、この2週間で慣れた 嬉しい報せが朝、届いていたので、13分の待ち時間、それをじっくりと読む 私は、どう…

19.8.2019

第二の故郷、というにはあまりに短い暮らし、けれど紛れもなく私の原点であることには違いない そんな街を、15年振りに訪れた 元々、ここは個人的に訪れるか迷っていた来たところで、別に観光するものも、食べたいものも、ないしただ、うっすらとした思い出…

18.8.2019

ライプツィヒは、前回、訪れる機会があったにも関わらず、訪れなかった場所 旧東ドイツだった地域に位置しているこの街は、同じく旧東ドイツだったアイゼナハにどこか似ているな、と感じた クラシカルで重厚な建物と、石畳が織りなす街並み 由緒正しい聖トー…

17.8.2019

昨日は少しだけ、辛くなってしまった 午後、訪れていたのは、旧東ドイツ時代の刑務所だった施設ここには"Stasi"という旧東ドイツの秘密警察によって、捕らえられた人たちが囚われていた その人々の多くは、現代の感覚から言えば完全に無実な人たち ソ連の敷…

15.8.2019

一昨日、昨日、そして今日この三日間が、多分このコースの中で私が最も忙しくしていた時期になるだろう 友達に「毎日毎日全部参加して、何でそんなにエネルギッシュなの?」と笑いながら聞かれたけど、そんなこと私が聞きたいくらいだ 本来私は全くエネルギ…

12.8.2019

ひとつも、正しい言葉が見つからないそんな出来事が起きた 朝、登校してみると、クラスの前に人だかり誰も中に入ろうとしないのを訝しんでいると、日本人の参加者が事情を説明してくれた 土曜日の遠足で、湖で溺れて重体になった人がいるまだ容体は分からな…

10.8.2019

今日はベルリン東部に位置する、Müggel Seeへの遠足 波が打ち寄せるたびに、快い水音と共に、二度とない形を作り上げる様子は、永遠に眺めていられるように思う ひたすら歩き回っている一週間だったけど、今日も例に違わず、ひたすら歩き続ける また新しい中…

9.8.2019

ドイツに着いて、初めてのウィークデーが終わろうとしている はじめに受けた組み分けテストは、最初やけに簡単だと思ったら、一つ下のコースのものが配られていたことが分かって、受け直し40分も無駄にしたし、新しく配られたテストは、かなりの程度チンプン…

4.8.2019

友人と母親から離れて手荷物検査場に向かったときは、忙しなくてやけにあっさりと離れてしまったのに、階上から手を振る母親の姿が見切れた瞬間、ひゅん、と心臓の位置が下がるような心地がした それから飛行機に乗るまでが、一番落ち着かなかったような気が…

22.7.2019

日常を振り返る余裕もないほど、せわしなく過ぎて行った、この二週間 相変わらず読み進めなければならないドイツ語の本、レポートが3本、果てしない範囲のテストがいくつか、ゼミの課題と、それから飲み会 そして本格的なテスト週間は未だ、訪れていないけれ…

1.7.2019

6月28日から今日の朝まで、友達と弾丸台北三人旅を決行していたのだけれど いかんせんスケジュールがタイトなのと、あまりにうだるような暑さで半分熱中症気味(そして月一のアレも見事に重なって)まったく更新をすることが叶わなかった そしてもう一つ更新…

16.6.2019

昨日は豪雨の降りしきる中、渋谷のバレル・コレクションを観に行った集められているのは、フランスの印象派の絵画たち 今まで、私の中では印象派といえばクロード・モネで、多分、ダヴィンチ、ラファエロの次に名前と作品が一致した画家なんじゃないかな せ…

8.6.2019

昨日、今日と明日のGoetheに向けて猛勉強 する予定だったのけれど、毎度のごとく気力が起きなくて、ため息 しかも、地味にそれ以外の課題が結構溜まっていて、心配前まではギリギリ芸人(いや今もなんだけど)だったのに、いつからこんなに心配性になったの…

3.6.2019

夜、突然、感傷的な気分になった 引き金となったのは、いつまでも憧れ続けるであろう、ある一人の人の写真を見てしまったからだけれど、その背景にはおそらく、昨日と今日で今後のことについて考える機会が多かったことがある 私は元来、ぜんぜん頑張れない…

26.5.2019

新緑の目黒川があまりにも美しかったので、友人と私、どちらからともなくiPhoneを取り出して、風景を切り取っていた とにかく、この一週間は外食が多くて、それだけ、たくさんの人と時間を過ごしていたことになる アメリカから帰ってきた友人と過ごした時間…

8.5.2019

久しぶりの早起き、余裕ある登校の最中、朝の美しい陽光を浴びた皐月の躑躅を、おさめる 2月からバラバラと案件が散らかっていたけれども、今週をもって、多少は落ち着きそうだ 人間って、目標、終わり、ゴールなどのピリオドが見えるだけで、こんなに精神的…

4.5.2019

今日も今日とて友人と出かけていた、目的地は長らく憧れていた蔵前 素敵なお花屋さんの奥に広がるカフェ空間には、随所にこだわりが散りばめられているのが感じられた ジャスミン、バニラ、ベルガモットがブレンドされた紅茶に、飽きもせずに、ジャスミンの…