あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

1.7.2019

 

 

 

6月28日から今日の朝まで、
友達と弾丸台北三人旅を決行していたのだけれど

 

いかんせんスケジュールがタイトなのと、
あまりにうだるような暑さで半分熱中症気味
(そして月一のアレも見事に重なって)
まったく更新をすることが叶わなかった

 

そしてもう一つ更新をためらったのは、
まさかのカメラの充電器を忘れてくるというアクシデントが発生して、
まったく写真を取り込むことができなかったせい

 

結果的にまったくMacを持っていった意味がなくて、
ただ重いだけになってしまったな

 

 

 

台北の街並みを歩いてみて感じたのは、
思っていたよりも改築が進んでいないのだ、ということだった

 

前に訪れたホーチミンと、似ているようで異なる
ホーチミンは、表面を取り繕おうという意識が感じられた
(あまりいい表現ではないけれど)

 

けれど、台北の街並みは、三、四軒に一軒が、
コンクリート打ちっ放し、配線剥き出しの建物

 

日本にあったら「廃墟ビル」と噂になりそうな
でも、やっぱり中で人は生活しているのよね

 

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ヨーロッパだと中央駅の周りの方が治安がよくない
ということが大半だけれど、
台北の場合は、中央駅から離れるほど、
街は雑多な印象を与えることが多くなる

 

無機質なコンクリートから、
四角い看板がヒョコヒョコと顔を出し、
連なる色彩

やっぱりどうしてもこういうものには、
魅力を感じられずにはいられない

 

 

 

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大学生になって、
なんとなくできない、と思っていたことが、
案外簡単にできてしまう、ということに気づかされることが多い

 

九份に訪れられたことも、その一つ

 

低いアーケードのようになった閉鎖的な空間に、
物やら看板やら文字やらが、ひしめき合っている

 

そんな道が、上に下に、右に左に、
うねうねと生き物のように蛇行する

 

赤い提灯が、薄暗い道の唯一の道しるべ
20時に全てシャッターが閉まった後も、
この灯はぼうっと浮かびあがり続けるのだろうか

 

雑踏の中、飛びかう声は、
中国語、韓国語、それから日本語など、多様だ

 

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ここが有名な写真の名所
千と千尋の神隠しのモデルになったと噂される場所だ

 

確かに素晴らしい構図で、
わざわざ何かの作品のために飾ったのではなく、
元からそこにあったとはにわかに信じがたいほどの美しさ

 

かつて九份は金の採掘に沸いた場所なのだけれど、
それが廃れてからは、ある映画の舞台になるまで
忘れ去られた街であったらしい

 

でも、この街はやはり一度目にしたら
忘れられるような代物ではない

 

実は九份は雨が多い地域で、晴れの日は少ない
そして、台湾二日間は、事前の予報では雷雨だったし、
台風も接近していたから、フライトが出ない可能性もあった

 

にも関わらず、飛行機は遅れなく飛んだし、
二日間で雨が降ったのはわずか一時間のスコールだけだったし、
九份では滅多にみられない夕陽をみることさえできた

 

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私、結構晴れ女なのよね
けれども、残念なのは日光と暑さにめっぽう弱いこと
それでも旅行中は重宝する

 

色々書きたいことが山積みなのだけれど、
一睡もせずに飛行機に乗り込み、その足で今日は学校に行ってきたので、
(そして写真編集なども終わらせたし)
いかんせん、眠い

 

ので、続きは次回の更新の時にでも、書き残すかな