あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

8.7.2019

 

 

 

随分と時間が経ってしまったけれど、台北の二日目について書き残しておきたい

 

実は、二日目は午前中に点心とかき氷を食べただけで、
私を含めた三人中二人がバテてしまい、
なんと旅行中だというのに、ホテルで二時間、眠りこけてしまった

 

私の方は体調が元から良くなかった上に、
一番苦手な暑さと湿度で半分熱中症気味に、
もう一人の友人は、体育会の公式戦、それも遠征明けだったことに、
レポート提出が重なって、完全に睡眠不足

 

もう一人の子には申し訳なかったけれど、
死んだように眠ったことで、夕方には体調は回復して、
台湾名物の夜市へ

 

確かに人でごった返してはいたのだけれど、
思っていたよりもアウェイな感じはしなくて、
ちゃんと警戒はしていたけれど、そこまで怖い雰囲気は感じなかった

 

しかも、ここでも飛び交う日本語
けれど、昨日のタクシーのおじさんに勧められた
ジモティー一押しの方の夜市に訪れたからか、ほとんど日本人はいなかった

 

ビールを携えて、魯肉飯を食べながら、
学生がここで夜市デートとかしてたら、ときめくね、
なんてことを笑いながら話したり、なんだり

 

私はデーンと並べられたハチノスがどうしても気になってしまい、
結局、買って食べた
美味しかったのだけれど、最後にかけられたソースが辛くて、
ちょっとびっくりした笑

 

それからホテルに戻って、ダラダラとくだらないことを話して、
最後にスーパーでお土産を見て、
またホテルに戻ってきて、各自寝たり、起きていたり

なんせ飛行機が6時半発だったものだから、
そうするとホテルを3時には出なければならないわけで、
二時間だけ寝て起きる方が辛い、と思った私は、
ドイツ語の宿題をやりながら、起き続けた

 

そして二人も起き出して、
食べそびれていたヨーグルトをかっこんで(美味しかった)
また残っていたマンゴーを生で携えて、
空港へ向かうバスに乗り込む

 

まあ、本当に中央駅真横のホテル(たまたまだけど)で良かった

 

空港に着いたら、なんと荷物を預けるのは有料ですと言われて、
泣く泣く各々液体類を取られたり(私はコンタクトの洗浄液を取られた)、
余っていたマンゴーをその辺で手でむいて食べ始めたり、
バカみたいな事件もたくさん起きたけど、
面白すぎて本当にいい思い出になった

 

ノリと勢いで決めてしまった旅行だったけれど、
その割には楽しめて、
たまにはこういう旅行もいいな、と思えた

 

 

 

けれど、本当の地獄はその後から
溜まりに溜まった課題や、
親知らずの抜歯と、それに伴う激痛、
詰まってしまっている予定
そして、色々ハプニングが起きたりもした

 

正直、やっぱり旅行なんて行っている場合じゃなかったんだな、と
後悔はしていないけれど、それを取り戻せない自分が歯がゆくて

 

日曜日の就活イベントで、大体希望を絞れたのは良かったけれど、
成果は本当にそのくらい

 

 

 

正直、留学を「必須」の枠に入れたって、
私はあまりに「必須」じゃないことに時間を割きすぎている
最低限のことだけやっていれば、どんなに楽だろう
最近そんなことばかりを考えている

 

どの選択肢の可能性も残したくて、
そう、だから私は欲張っているから、
こうやって中途半端な達成度のタスクを抱え込みすぎて、
優先順位がいつまでたってもつけられないまま

 

「必須」のものは、放っておいても期限までに達成できる自信があるからこそ、
「必須」でなくても、自分で必要だと思うもの、
こういったものは自分で時間を作らないとできない、と考えているから、
ついそっちにかまけて、必要なタスクを終わらせずに、
危機感という名のストレスがどんどん溜まっていく

 

努力が実になる、と訴えかけているのは、
努力してきたことが成就した一握りなのだ、ということは分かっているし

 

私が今適当にこなしている色々な物事は、
どこかに結実してくれるのかな
暗い深淵を、身を乗り出して覗いているような、不安定な感覚

 

それでも、諦めない限り負けないというのは、確かだと思っている
だからこうして、自分を勇気付けられるように文章を綴っているのだけれど、ね