あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

4.1.2018

 

 

 

今日は、朝から下北沢へ繰り出す

 

どうしても気になっていたスープカレーのお店は、

この時期だというのに、開店前から行列ができていた

 

味は評判通り、非の打ち所がない

 

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不思議なほどに、どの野菜にも甘みがギュッと詰まっていて、

特にこの天ぷら風のサクサクブロッコリーは、もう筆舌に尽くしがたい

 

あまりに大地の恵みを感じすぎて、下北沢の街中で、

思わず友達とうろ覚えの「大地讃頌」を歌ってしまうほど

(うろ覚えすぎてグーグル先生に歌詞を聞いた笑)

 

まあ、こんな馬鹿みたいなやり取りをしながら、

古着の街にいざ出陣

 

あんまり古着屋に明るくない私たちは、

手当たり次第に出会ったお店に入っていったのだけれど、

年始セールを絶賛開催中で、全品30%オフになっているような、天国状態

 

見ても見ても余りある服たちを、一瞬で見分けて、裁かなくてはならない

 

私はセーターを狙っていたのだけれど、

どうしても「これだ!」というデザインに辿り着かず、

あと、思っていたよりもずっしりと重いものが多くて、断念

やっぱり、実用性を重視してしまうのよねぇ、、

 

古着以外にも、ハンドメイドのアクセサリーなどが、破格の値段で売られていて、

これはもう、いよいよ駅ビルのアクセサリー屋さんで買う気が失せてしまうな

 

かといって、最初に買うピアスは、

絶対に納得のいかない箇所のない、完璧な物語を有するものを、と決めているから、

(多分、ヴィンテージものとかになるのかな)

こちらも、ご縁がなくて

 

でも、こういうのって見るのが一番楽しくて、

審美眼が、ぐっと磨かれたような気がするから、全然無意味ではないのよ

 

 

 

それから、疲れた足を休めるために、カフェへ

意図せず、またも喫茶店へ足を運ぶことに

(そう、実は前に喫茶店の写真を上げた時の親友だったのです)

なんなら前の時もカレー食べてるし、おんなじようなことしかしてないな、笑

 

ここの喫茶店も、素晴らしい雰囲気で、

小ぢんまりした二階の戸口から、懐かしい異空間の香りが漂う

 

その中は、時が止まった、永遠の夕暮れ時

濃さを選べる二種類のコーヒーと、

やはりレアとベイクの二種類から選べるチーズケーキ

それぞれ違うものを頼む私たち

(そしてまたもチーズケーキ!笑)

 

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本当のところ、手前のエメラルドのコーヒーカップに魅せられて、

ここに来たようなものだったので、当たって本当にラッキーだったな

 

私は濃い方のブレンドにしたのだけれど、

美味しいコーヒーはぬるまっても、舌にザラつきが残らないのは、何故なのか

 

ケーキは強すぎないチーズ感に、タルト生地のシナモンがほのかに香る

 

あまりに時の経過を感じられない、

ぼんやりとした黄色い光と静かな雰囲気が、微睡みを誘う

しばらく朗らかに会話をして、後にする

また訪れた時は、別のものを頼んでみよう

 

 

 

そんなこんなで、彼女とはあっさり別れたのだけれど、

次は、私のゼミ選考が落ち着いたら、

その次は、彼女のゼミ選考が落ち着いたら、ね、と

 

いやいや、二回先までの予定の予約が成されるとはね笑

そして、こんなに事あるごとに集まるような友達になるとは、

中二の私には、想像もつかない事だよ

 

 

 

私の人生の変わり目は、中二と高二だと思っていて、

(それが一般的かどうかは、今は関係なく)

 

中二は文字通り、“魔の中二”だった

勉強や部活は、比較的好成績だったけれど、

それは、対人関係で一杯、悲惨な思いをしたことへの、裏返しで

 

一方で、その時期を一緒に乗り越えてくれた友人や趣味は、

やっぱり、強い

 

すぐにこういったことは忘れてしまうし、

普段は注意深くしまったままで、いいのかもしれない

 

それでも、封印することがいいとは思わないから、

ふとした時に引き出せるように、

こういった日常の記録の隙間に、刻むように織り込んでおきたいのです