あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

3.1.2019

 

 

 

午後から、デパートの初売りに出かけた

予想ほど、人でごった返しているわけではなく、一安心

 

素敵な緑の古典的な帯締め、緑のスエードのパンプスなどを買った

 

そして、万年筆のインクが、遂に入れ替わる

 

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悪筆で、恥ずかしいけれど

 

旧い色は、pilotの色彩雫“松露”

新しい色は、PelikanのEdelstein"Olivine"

 

エーデルシュタインは、毎年すぐに完売してしまうほど人気の限定色なのだけれど、

今年の色が緑だと知ったのは、発表から結構時間が経っていたので、

もう予約の在庫なんて残っていないんじゃないかと思いつつ、

専門店のカウンターに足を早めた

 

実は私の最寄り駅には何故か大手文具専門店の店舗が昔から入っていて、

だから結構普通なのかと思いきや、すごく店舗数が少ないことをこの前知って、驚いた

 

まあそんな地理的幸運にも恵まれた故か、予約を取り付けることができた

 

応対してくれたお姉さんが、

拍子抜けするほどあっさりと手続きを進めていく様子に呆然したな

だって、ネット上ではあまりにも苦心惨憺たる様子の人が多かったものだから……

 

新しい色のオリーブグリーンは、前ほど黒さはなくて、緑感は強いけれど、

心を落ち着かせてくれる涼やかな色合い

しかも少し黄味がかったクリーム色の紙に、良く合うことこの上なし

この色を手にすることができて、本当に良かったよ

 

 

 

そんなこんなで、こうやって振り返ると、

意図せずして緑に囲まれた一日だったな

 

しかも、私が本来一番好んでいる、奥まった森林のような深緑色ではなくて、

どこか明るくて、生命力を感じる、若い緑

 

たまには趣向を変えて、こういう時があっても、いい

 

本当は、ちょっぴり嫌なことを思い出して、憂鬱になったりもした

そうだとしても、時間は私のために止まってはくれないし、

2019年の滑り出しから遅れを取るわけには、いかないよね

それは結局、私が未来で後悔しないため

 

今日はもう少しドイツ語の単語と格闘する必要があるし、

溜まっている本とも真剣に向き合わなくては、

まだまだ夜は長いんだ、ぜ