あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

26.10.2018

 

 

 

さて、フラグ回収といってしまっては味気ないけれど、

昨日は見事に高熱に倒れていた

 

 

 

とはいえども、昨日はどれも出席のある授業ばかりで、

おまけにドイツ語もあったものだから、休めない

けれど、どう考えても寒気が止まらないし、咳まで出てきたときた

1、2限は耐えかねて、誠に失礼なことに後ろの方の席で寝るしかなかった

 

そしてこういう時に限って、常備薬の入ったポーチを家に忘れている

悪寒と蕩けて膨張していそうな頭の痛みをどうにか耐え忍び、

(そしてクラスメイトに心配されながら)

ドイツ語までを乗り切った

 

帰って熱を測ると、39度近くて、インフルエンザを疑ったけれども、

私が意外と動けていることと、そのような症状は出ていないことから、

とりあえず市販薬と食料(朝からほとんど何も口にしていなかった)を買い込んで帰宅

薬を飲んで速攻寝て、少ししてからおかゆを食べる

 

その辺りで薬が効いてきて、熱が下がり始めたので、

ここを逃せば次はない、とばかりにドイツ語の読解、

何故なら次のドイツ語の授業が今日の1限だったから

人生なかなかハードモード

 

 

 

朝起きて熱を測ると、嘘のように平熱まで下がっていて、

意気揚々(でもないけれど)大学に向かい、無事午前中の授業を受けて、

インターンには向かわずに帰宅方面へ

 

そう、今日は成人式の前撮りなのだった

(これもあったので昨日は本当に焦った)

 

それにしても今日は一日曇り予報だったのに、私が撮っている時だけ晴れていた

最近思うのだけれど、私は結構な晴れ女だ

私がどこか特別に出かけようとしている時に、雨が降ったことはほとんどないのよね

(雨女の友人と出かけていた時は別にして)

 

母の振袖を着ることにしたのだけれど、

実はこれが総絞り(しかも手絞り)の一点もの

祖母が押し切って母の時代に買ったものなのだけれど、

目をひん剥くような値段だったようで、私は想像もしたくない笑

 

私は、物を選ぶ時に三点は最低限こだわることにしていて、

一つ、それがあまり他者と被るようなものでないこと

(こちらは私の趣味が少しズレているので、あまり気にすることはないのだけれど)

一つ、安っぽく見えないこと

(そのおかげで一つ上の価格帯に手を出すことも多いので、同年代の人とは被りにくい)

一つ、私とそれを紐付ける物語があるということ

 

最後のはどういうことかというと、

それを“私じゃなければ理由になりえなかった理由”があるということだ

 

オーソドックスに例えるなら、

私はもう、狂ったように深緑という色が好きなのだけれど、

それは一種の理由になりうる

 

今回は、母から譲り受けた着物、というだけで、十分

 

 

 

平安貴族みたいな色合いの着物なのだけれど、

まあ写真館の人には大変褒められた

けれど、写真を見てみると、全部のパーツは完璧なのに、

着ている本人の顔だけが残念で、思わず真顔になってしまった

 

まあ、人間そんな簡単には化けない、ということだ

それにしても、顔が丸すぎてちょっとしんどいので、そのことを胸には刻んだ

 

 

 

うん、落ち込むから書こうか迷ったし、熱のせいにはしたくなかったんだけど、

あえて書かないのも向き合っていないような気がするので

 

実は昨日、この前のと全く同じ三要形のテストがあったのだけれど、

2問分、正答数を落としてしまった

 

今日返ってきたので確認すると、

確かに「この変なミスは平常時ならやらかさないだろうな……」

みたいなミスはごろごろ見つかったのだけれど、そんなことは些細なこと

 

他のテストの方を先にやっていたというのもあるけれど、

その後すぐに見直しをしなかったから、上げるべき点数が全然上がってなかった

 

そのことに、深く反省している

 

加えて、今日受けたテストは全く手応えがなかったから、

当然といえば当然なのだけれど、初めて点数が平均を下回って、悔しい

 

実力テストだから手の施しようはないし、周りと比べているだけじゃ仕方ない、

それでも、今までの結果が嘘だったみたいに、思えてきて

 

私の自信のようなものは泥人形のように脆く、

たった一回の結果で酷くあっさりと打ち崩される

 

何故か分からないけれど、近頃本当に時間がなくて、

結構寝てたなぁ、みたいな自覚をしていても6時間も寝てないとか、

それはいろんな理由で予定外に時間を使う羽目になっているからなのだけれど、

それにしても、自己管理能力の足りなさを痛感した

(結局こうして熱を出しているわけだし)

 

どこから直していけばいいのか、あんまりまだ掴めていないけれど、

意識のどこかを変えていかなければならないのは確実で、

今週末はそれを模索する時間となりそう、だな

 

 

 

もう少しで使い切る、万年筆のインク

青のような、緑のような、不思議な色

緑青よりも、もっと深みのある色で、気に入っていた

 

 

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私は万年筆を買ってから、ノートを取る時はずっとこれで、

もはや鉛筆や黒で書かれたノートに違和感すらあるんだけれど、

他者からはどう映っているのだろう

少なくとも、この色で取ってる人なんてそうそういないから、

すぐに「私のノートだ」って、分かるはずだ

 

今度はペリカンのエーデルシュタインに切り替えるので、

しばらくこの色とはおさらばなんだけれど、

それにしても、2年前に万年筆を手に入れてから、

このインクしか使ってこなかったから、新しい色に慣れるか心配

 

あとちょっとだけ、お付き合いくださいね