あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

3.10.2019

 

 

 

今日は留学生の子達と、マイセンへ

 

マイセンまでは電車で30分
おまけにザクセン州の大学に通っている学生は、
Semesterticketを提示すれば、
ドレスデン市内の交通と、ザクセン州内の鉄道は乗り放題となる

 

11:30と遅めの集合時間だったけれど、
ツアーが間も無く始まるということで、
まずはマイセンの陶器博物館で

 

このツアーでは
実際に工房を訪れて、
陶器の製作過程を実際に実演しながら、解説を聞くことができる

 

まあ、簡単の息しか漏れない
皿はともかくとして、
陶器の置物の細やかな一つ一つのパーツをくっつける作業
これも専門職として分業されているのだけれど、
職業訓練を終えるまでに、4年もかかるらしい

 

そしてとてつもなく細かい作業を、
彼らは一日中続けているわけで
しかも、100%の集中力を持って
想像しただけで、気が遠くなる

 

ツアーが終わった後は、博物館内の展示を見て回る
改めてみると、マイセンで生産されている絵柄の一つ一つ、
それらの意味や歴史を知るのは、中々面白い

 

そしてそれと同じ柄のものが、
今度はショップで手に取れるし買えるというのが、
とても不思議な感じ

 

まあお値段は、また気の遠くなるような金額なのだけれど
あの技術を見てしまうと、もう文句のつけどころがないよね

 

 

 

博物館を出たのは、すでに2時過ぎで
もう皆んな、とうに腹ペコ
しかし、今日はあいにく10月3日で、
それはドイツで最も重要な日である、ドイツ統一の日
つまり祝日だから、お店が中々空いていないのだった

 

結局通りがかりのピザ屋でテイクアウトしたのだけれど、
なんと一枚5ユーロ
友人と半分こしたのだけれど、
普通に美味しいし、かなり、お腹いっぱいに
2.5ユーロにしては、充分すぎたよ

 

でもそれには飽き足らず、
広場のレストランでコーヒーを飲んで、
散々それぞれの話で盛り上がった後、
だらだら、だらだらと街中を散策した

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結局、アルブレヒト城も入ってないし
超適当な観光だったけれど、
欧州人ってこんな感じなんだな

 

私は観光、となるとセカセカ、セカセカしがちで
つまり帰ってきた時にはもうぐったりなのだけれど
(まあ勿論、日本からここまでくるのは遠すぎる、というのはある)

 

彼らはこういう点で、リフレッシュが上手いのだろう
けれど帰ってきた後に、グループに入れてもらって、
19時過ぎから
「誰か飲み行こうよ!」
とか言い始めて、21時に集合してるの(しかも殆ど全員が)
ほんと、フッ軽だわ……

 

帰ってきて、ドイツ語の勉強をしながら、
ベルリンの友人と少しチャットする

 

主に、どうしたらドイツ語もっとできるようになるかね、
という話だったのだけれど
彼女の話を聞いていると、私は改めて恵まれているんだな、と感じる

 

向こうだと、留学生は平気でペラペラ英語を喋るし、
そもそもドイツ語のレベルも高くない
だから、ドイツ語を喋る機会を見つけるのが難しいらしい

 

私の場合、自分が英語を全然喋れない、というのもあるけれど
それでも隣人はドイツ語の上達に対して意欲的で、
基本的にドイツ語で話しかけてきてくれるし
他のフラット内のメンバーもドイツ語しか喋らないし
今日参加したグループも、
皆んな英語は流暢、でもドイツ語で話す気満々だし

 

おかげで、
毎日毎日、早く、もっと喋れるように
そういう意気込みが、繰り返し形成され続ける

 

いい環境を手にしているのだから、
後はそれを、どう生かすのか次第、だよな