あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

30.9.2019

 

 

 

さて、ここのところ更新が滞っていたのは、
問題が発生しているからではなくて、
文フリの原稿に注力していたから

 

26日の夜、ようやくインターネットを自在に使えるようになり、
ドレスデンの色々なスポットを調べていた
これまで時間こそあったものの、
なんだか一人で観光するならいつでもできるしなあ、
と後回しにしてしまっていたのだった

 

そんなわけで27日の金曜日は、
Neustadt地区まで歩いて、
一番評判のいいアイス屋さんまで歩いた

 

のだけれど、
天気があまり芳しくなく、
曇っていた空から、次第に霧雨がぱらつく

 

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ドレスデンについてからは、
実はそんなに晴れた日に出会っていない
私が晴れ女なのは旅行中とか特別な日であって、
日常生活ではごく普通、なのよね

 

けれど、まあアイスは安くて美味しかったし、
この地区をちょっと見聞できて、
素敵な雑貨屋や本屋も見つけられた

 

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定期が発行されたら、またトラムで来よう
まあ歩けない距離ではないのだけれども、ね

 

 

 

28日は思いがけず、またNeustadt地区に行くことに
実は30日の学籍登録の際に
Semester Feeの支払証明書が必要な事が分かった
今は家に印刷機が勿論ないから、
コピー屋さんに行くしかない

 

バディの子に聞くと、
ここなら多分インターネットから印刷できるよ、
というお店を教えてもらう
そこがちょうど、Neustadtの奥まったところだった

 

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この日は昨日とは反対にとてもいい天気で、
青空が広がっていた
だったら天気の良くなかった昨日、
わざわざ行かなくてもよかったな、なんて思いながらも、
またはるばる歩く

 

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新市街にはいっぱい、アーティスティックなお店があるのだけれど、
ベルリンのアレキサンダープラッツの近くとはまた違った雰囲気
勿論街並みもそうなのだけれど、
あそこまでパンキーでエネルギッシュな感じじゃないというか
どこかクラシカルな香りが、やはり漂っているのだ

 

有名なKunsthofpassageにも足を運んだのだけれど、
土曜日だったからか、いくつかのお店は閉まっていたし、
またちゃんと、訪れたいと思う

 

コピーショップで無事印刷を終えたら、
目の前には大きな公園が広がっていた

 

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本当はいくつか良さげな雰囲気のカフェを見つけていたのだけれど、
せっかく晴れの日に来たのだから、陽のもとで作業しよう、と
芝生の上でPCを広げて、原稿を書く

今回も、プロットは全然書けなくて、焦りは募っている
いつもなら、大体設定が頭の中でできているので、
それに従って物語を動かしているのだけれど

 

今回はイマイチ、登場人物の性格を掴みきれていないというか
まあ、うん、努力不足なのだけれど
もしかしたら、登場人物の設定よりも、
周りの状況や環境の設定を先に考えていて、
それを生かす物語作りをしたい、と思っているからなのかな、など
ここに書きながら、たった今気づいたのだけれども

 

でも、ここ数日頑張ったので、
ある程度の骨組みは出来てきたように思うし、
前回と同じ5万字程度で済むなら、
学校が本格的に始まる前には書き終わるだろう
(そうじゃなきゃ困る)

 

日曜日は一日中、特段出かけることもなく
いわゆる「生活」をした
掃除をし、洗濯をし、勉強をして、また原稿
夜は久しぶりの友人と少しだけ電話

 

やっぱり、メッセージだけだと意図がわからないことってあるし、
相手の声を聞くと、ちゃんと今まで通り、って安心するね

 

 

 

そして来たる月曜日、
ようやく学籍登録を終える

 

朝、窓から陽が差しているように思ったので、
今日は晴れなんだ、昨日の予報でもそうだったし、
上着なしで外に出たら大外れ

 

異常に風が強いと思いきや、
天気雨が間も無く降り始めて、
もう寒いったらありゃしない

 

ようやくそのビルディングについて、会場へ
ただ並んで、書類を提示して、と
めちゃくちゃあっさり終わったので、拍子抜け

 

ドイツの他の大学に行った子が、
保険免除が適用されなかった、というので、
少しビビっていたのだけれど、
本当に一目見ただけでOKだった
緩いのか、適当なのか、
まあ、嬉しいことではある

 

同じ大学から来た子と一緒に、そのあとのプレゼンテーションを受ける
終わったあと、
その子がドレスデンの事前の語学コースで知り合った留学生たちと知り合った

 

お昼はメンザで食べようか、と言っていたのだけど、
メンザの学割が有効なのが明日からだということが判明したため、
途中で合流した中国人の留学生の子も一緒に、
近くのベトナム料理のお店へ

 

でもどう考えても出て来たものは中華で、
まあそれはそれで
久しぶりに白米が食べられたし、いいのだけれど、笑

 

久しぶりにドイツ語ネイティブレベルではない人たちと
ドイツ語で会話して、安心している自分がいたし、
緊張せず、楽しい時間を過ごすことができた

 

この二週間で自分の語学力がガタ落ちした、
というよりかは、
周りのレベルに圧倒されていただけなのだな、と

 

しかも、来たる木曜日のマイセン遠足にも誘ってもらえてしまったし
つくづく、私は運がいいと思う

 

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これは帰り道、秋の嵐の後
わずかに晴れ間が見えた

 

 

 

さて、帰ってきたあと、
キッチンが空いているうちに夜ご飯を準備してしまおうかと思ったけれど、
急に睡魔が襲ってきて、カーペットの上で小1時間、うたた寝

 

起き上がって、今日こそ前の住人の手紙がポストに残っていたのを、
Hausmeisterに預けなければ、と思っていたのだけれど、
月曜日は夕方に面会時間がないことに気づき、
明日の朝、起きるしかないか、と思っていたところ、
玄関のベルが鳴る

 

そこにいたのは紛れもない彼で、
どうやら明日、隣の香港ガールが引っ越してくる模様
郵便物については、僕のポストに入れておいて〜と言われたので、
ホッとするとともに、楽しみな気持ちが増す

 

今のところ、私のフラットにいるのは三人で、
私を除く二人が男性だ
だから、切実に女子を求めていたのだった

 

シャワートイレを共用することになるので、
緊張する気持ちもあるけれど、
もうきっといい子だ!いい子に違いない!
と思い込んで、ホクホクしながら待つことにする

 

そして、明日から始まる語学の履修登録に向けて、
オンラインテストを受けたのだけれど、
これがおかしなことに、
妙に出来が良くて、C1と判定されてしまう

 

元々Mittelstufeの授業を取ろうとしていて、
これはB1+のレベル
だけれど、B2のサマーコースを修了した今となっては、
(アレもギリギリだったけど)
上のクラスを履修したい、という気持ちが強くて

 

しかも一つ上のコースからは、「学術・職業向け入門」となるので、
多分、より実践的なことが学べる

 

これに参加する資格を取り敢えず得られたので、
最初はぬか喜びしていたのだけれど、
よく見ると私が想定していたB2+のコースではなくて、
もう一つ上のC1のコースに分類されていることに気づき、驚愕

 

私の体感としては、
やっと今、せいぜいB2に達したかな、というレベル
なのに、C1の授業に入ってついていける自信なんて、
とてもじゃないけど、ない

 

そんなわけで色んな人に相談したのだけれど、
結局、ついて行く気があるかどうかの問題だし、
もらったチャンスをみずみず自分から逃すことはない

 

それに、バディから
「二週間以内なら、変えようと思えば変えられるはずだよ」
と教えてもらったこともあり、
取り敢えず、このコースに参加してみよう、という決心がついた

 

一年間というのは、きっとあっという間
もちろん、それで注意が拡散してしまうのは最悪だけれど、
詰め込めるものは詰め込んだ方がいいに違いない

 

他の学科はともかく、ドイツ語の授業に関しては、
多分その方が、後悔は少ないはず

 

内心、留学が終わってC1が取れればラッキーだな、
くらいに思っていた

 

けれど、
バチバチに鍛えられて、
ちゃんと使えるドイツ語を身につけて帰るぞ、
という決意がやっと、ここにきて確立したように思います

 

あー、それにしても今回は長すぎたな
できるだけ溜めないように
できるだけ、毎日更新していきたいとは思っているのだけどね