あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

9.2.2019

 

 

 

今日は夕方からゼミの歓迎会だったのだけれど、

雪予報ということで、不安が募る午前五時

 

流石に最近遅れていた分を取り戻さなければ、と、

ドイツ語に時間を割きたかったので、久々の早起き

 

雪予報が出ているだけあって、分厚い雲に、七時を回っても薄暗い、

でも、ああ、でももうすぐこの冬が終わってしまう、という焦燥感からは逃れられない

 

やはり、早起きをしてしまうと(単に睡眠時間が短いのもあるけれど)

その後、異様に眠くなる

今日も、予定に備える意味もあったけれど、

午前と午後、二回も昼寝をしてしまう

 

これは早起きする意味があるのだろうか、とも思うけれど、

まああるだけの時間、全て勉強に費やすだけの集中力ってのは、

実現し得ないからなぁ

 

 

 

 

ちらちらと散る雪、緑に乗った牡丹雪を映す

 

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綺麗だな、とは思うけれど、

初雪なのに、どこか無感動な私がいる

薄らいでいく情動、これが大人になるということなのかしら

 

現地について、様々な先輩やら同輩やらと話して、

教授からも話を聞いたりしたけれど、

やはりどうにもならない眠気が私を支配したまま、

私自身は全然、喋れなかった

 

うーん、これはどうしたものか、というくらいだったけれど、

その中でもいやに感覚は鋭くて(むしろ、だからこそ、なのか)

考えなくていいことを、つい考えてしまったり

 

でも、忘れていたけれど、私はいつもこうだったな

場の空気に慣れるまでには、少なくとも三回は必要だし、

それまでは、じっと観察を重ねるのみ

 

それから、教授が課題文献について言及していたことが、

そっくりそのまま、私の考えていたことで、驚いた

そして、今回の文献は実は相当難しく、

「これを理解できる人は少ない」ということにも

 

からしてみれば、

がっちり国際外交の学術書じゃなかったのがこれ幸いと思っていたし、

読んでいてそんなに難しく感じなかったから

 

でも、それは多分、私が外交史や国際事情について不勉強だったからこそ、

バイアスがかかっていなかったからなのかもしれない

結構社会学的・思想的見地から分析を進めてしまったけれど、

実はあながち的外れでもなかったのかもしれないな、この戦略は

 

だとしても、やはり私は「持たざる側」の気持ちに敏感だと思う

 

私は母国語以外は使いこなせないし、

受験もしなかったので知識の偏りは大きいし、

これといった特技はないし、

それから、女性として生まれてきた

 

これ以外にもまだまだ細かいコンプレックスはたくさんあって、

でも、これをどうにかしようと必死こいている泥臭い人間だ

もっと正確に言い表すなら、

「変えられる」と信じている側の人間だ

 

コンプレックスや自虐的な「持たざる人」の大半は、

それを自ら変えることができるとは信じていないし、

だからこそ彼らは保守的になる傾向がある

 

まず第一に、私は自分のコンプレックスを克服して、

「変えられる」という実例にならなければいけない

 

そして、何度も形を変えてここでも述べていることだけれど、

やはり「変えられる」ということを人々が信じられるような世界になればいいし、

どうにか、その手伝いができればな、と思うのです