あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

10.9.2018

 

 

 

実は昨夜、ドイツ語を勉強し終わったのが午前2時だったのだけれど、
大学の学園祭期間に日本の外に出る計画を考えていたら、
眠りについたのが午前4時半になってしまった

 

私はまともにサークルなどで活動していないので、その時期は丸々休み
行き先は、迷ったけれど、やっぱりヨーロッパ以外、考えられない
そして、一週間という中途半端な時間を有効活用するには、
直行便が取れて10万以下の航空券が見つかるフィンランドが最適だ、と思った

 

長年憧れていたフィンランド
ヘルシンキはもちろんなのだけれど、私が特に訪れたかったのはラップランド
以前北海道でアイヌの文化に触れてからというもの、
サーミの文化にも同じく興味があるのだった

 

……なのだけれど!
色々考えた結果、日程的にロヴァニエミとヘルシンキ間の移動時間と費用の採算が合わない、ということになり、
またヘルシンキ近郊に電車やバスで回れる様々な都市があることに気づいたので、
今回はヘルシンキに宿を取る方向で考えている

 

初めての一人旅計画に、深夜テンションも相まってどきどきだったのだけれど、
冷静に考えて、親の許可が下りるかは不明
(まあ下りなくても断行する、的な頑固さは持ち合わせているのだけれど)
そのことをぽろっと連絡を取っていた友人に話したところ、
「え、私もその期間日本から出ようと思っていた」
「じゃあ一緒に行く?」
「連れてってくれるの!付いて行く!」
ということで、あっさり二人旅決行という超展開になり、驚いている

 

そしてずっと迷っていたTRANSITを、ワンクリックで購入
確か一度学校の図書館で目は通しているのだけれど、
やはり呆然としてしまうほど、収録されている写真と文章が美しかったので、
いつか手元に置けたらな、とは思っていたので

 

 

と、思っていたのだけれど、今気付いた
こっちもあるのね

 

 

TRANSIT(トランジット)19号 美しき北欧の光射す方へ (講談社 Mook(J))

TRANSIT(トランジット)19号 美しき北欧の光射す方へ (講談社 Mook(J))

 

 

 

そしてやっぱり、買ってしまう私
好きなものには財布の緒が緩みがちで、考えが甘い
(こんなことをしていて、旅の資金がなくなったらどうするつもりなのか)

 

 

 

今年になってから、
物事や人生はコンスタントに進むことはなくて、
本当に薄い密度と濃い密度の波が不定期に繰り返されるようなものなのだな、と
ひしひしと感じている

 

それほどに、ものすごく目まぐるしく物事が急展開して行く時期と、
そうじゃない時期のコントラストが激しかった
後から振り返ってみれば、なのだけれど
だって薄い密度の時期は、薄い、という自覚がないからね

 

 

 

それからそれから、
後から見返した時に恥ずかしくなるのは私なので、詳細は伏せるけれども、
最近対人関係で妙にスピリチュアルな事件が起きることが多い
全くもって私と他人の精神がリンクしているんじゃないか、
という馬鹿げた妄想を抱いてしまうほどに

 

目に見えなくて、一生確かめようもないことに確信を抱いてしまうほど、
恐ろしくて苦しいことはないと分かっているのにね