あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

24.1.2024

本来の気分を取り戻すために、
昨日はあの後、淡々とやるべきことと、やりたいことを織り交ぜた

 

大体、気持ちが揺らぐときは
「こうしなきゃ」という思い込みに
現実が追いついてこなかったとき

 

そういうときに、平常時ならすぐに方向転換できるものを
余裕がないと、余計にそこに固執してしまったりする
自分の能力不足なんてないことを
誰もいないところに向かって、むきに主張しているかのような

 

当然、それではなにも解決しなくて、
ドツボにハマるばかりなのだけれど

 

結局、行き詰まっているときは
それを一回きっぱりやめてしまって
全然違うことに没頭するしかない

 

問題は、没頭しなければ、と思っても
「一体なにに?」となりやすいということ

 

まず、ベッド周りの読み挿しの本を眺めて、
「今は読むのではなく、片付けるべきものだ」と感じたので、
とにかく、一旦棚に戻す

 

そして、机を見やり
「あ、今やってしまおう」と
この前ヴィンテージ家具屋で手に入れたワックスを塗り込むことにした

 

木目の上に散っている、水垢のような跡が気になってしょうがなくて、
どうせ落ちないかも、と思いながら、中性洗剤で擦ると、
意外とすすっと落ちてきて(ついでに茶色い汚れもごっそり落ちて)

 

なんだか楽しくなってきたけれど、集中するほどのことではないな、と
iPadをひらいて、適当なvlogを流しはじめる

 

満足したわたしは、次に英語の勉強、いつもより長めに向き合う
そして、そして、とやりたいことをしていたら、
やっぱり午前1時を回っていた

 

けれど気分は晴れやかで、ああ、まだやっていけそう
そんな気持ちで眠りについた

 

 

そんな本日は、ちょっとしたミスはあったけれど仕事は概ね好調、
電子レンジも無事予算内で修理してもらい、
作りおいていたおかずを無事温めて食べることができて、
大袈裟だけど、文明の利器に心から感謝した

 

ずっと楽しみにしていたホーロー鍋、
正直思っていたよりも一回り大きくてどうしたものかと思ったけれど、
ココアを沸かしてみたら、あまりにスルッとこびりつかないので
感嘆の息がもれる

 

梱包に同封されていたカードがあまりに素敵だったので、飾ることにした
寒い日々が続くけれど、心に小春日和が広がるような黄色
こういう行き届いていて、心地よい細やかさは、誰にでもできることじゃない

 

 

こうしたちょっとした瞬間的な体験を、
なおざりにしないように、生活を紡いでいけたらいいな