ベルリン市内を、歩き回る
最初に訪れたのは、近くの駅のアンティークの蚤の市
早速古本のお店で、状態の良いインゼル文庫を、破格の値段で手に入れる
それ以外にも見ていたのだけれど、
どうしても欲しい、というものは見つからず、
とりあえずこの戦利品があれば満足とばかりに、
市内中心部へ移動する
昼食に入ったカフェのお兄さんが、
本当にフレンドリーで優しくて、心が洗われる思いだったし、
Museum Inselの上とはいえ、少し中心から離れた位置にあるこのカフェは、
落ち着いた雰囲気で、いつまでもいたくなってしまうほどだった
それから、人気のジェラテリアへ
ベルリンには、本当にたくさんのアイス屋さんがあるけれど、
ここは何度も賞を受賞しているお店
その証のステッカーが、窓ガラスにペタペタと貼り付けられている
現地の人たちは、本当にテラス席が大好きだ
湿度はないけれど、強い日差しのおかげで、
全然涼しいわけではないのに、
みんな外で気持ちよさそうにアイスを舐める
そして室内はビックリするほどガラガラ
これは、日本では考えられないこと
昼ご飯に食べたEis Beinが重たすぎて、
後半は終始胃を引きずって歩くような状態
加えて、塩気のある料理なので、途中から喉が渇いて仕方ないのに、
ほとんどのスーパーが閉まっているので、
水分の調達もできない
そしてまた少し歩いて、またもカフェへ
こちらもコーヒーが美味しくて人気のお店なのだけれど、
やっぱり皆外で飲みたがる
これ幸いとばかりに中に入ったのだけれど、
なんだろうな、このヨーロッパのカフェの居心地の良さは
店員の態度が悪いわけではないし、
むしろ全然フレンドリーなんだけれど、
視線を感じないし、存在感がない
いい意味で、ほっとかれてる感があるので、
緊張せずに心底リラックスしながら、コーヒーを楽しめる
そしてもちろん、味も最高だった
あまりにも喉が渇いていたし、お腹いっぱいだったので、
今日の夜ご飯はスキップ
宿題を終わらせたタイミングで、
日本の友人達から、次回の文フリの原稿の話が来ていたのを思い出す
実はもう一つ書き上げたいものがあるのだけれど、
両方一応のデッドラインは9月30日
全然間に合う気がしないし、マジでダラダラしている場合じゃないな
前にも言ったけれど、私は留学中も日本語を捨てるつもりはない
確かに日本語をシャットアウトした方が、語学は上達するのだろう
そしてまたとない留学期間だということも分かっている
けれど、普通にしていたって今は、
大学生という貴重な人生の休暇期間の、一環なわけで
社会人になってからはもうできない、叶わないことは、
私にとって、留学だけではない
うーん、それにしても結構時間的に余裕がない
こっちでの生活も慣れて来たし、
明日からはまた、気合を入れ直して頑張るよ