あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

17.11.2018

 

 

 

先日、急遽決まった友人との予定

念願のピスタチオ抹茶ラテを飲みながら、もう一人の友人と、

他愛ないお喋りから、社会と思考のお話へ

 

最近、ある人に対して、私の話がよく伝わらなくなってしまった

それは、私の話し方にも原因があるのかもしれないけれど、

やっぱり、考え方の違いに起因する気がする

向かっているベクトルは同じなのに、アプローチ方法が、まるっきり違うのだ

 

私の目線はどちらかというと、マクロ的で、俯瞰的

だからどうしても、理論やロジックに偏りがちで、

細部を見逃しがちなのも、分かる

けれど、彼女の考え方は、とてもミクロ的で、

「細部を無視している」と、理論や枠組みを否定しがちだ

 

どちらが良いとか、悪いとかではない、

けれど、このすれ違いは、お互いに考え方が違うということを、

彼女が本質的に捉えられていないのかもしれない、と最近思い至った

そして、それはきっと、私も、なんだろうけれど

 

私の究極論は、何度もここに書いているけれど、

お互いに「違う」という差幅を完璧に理解することが、相互理解だと思っている

勿論そんなことは不可能で、

(それは私の今までの人生経験が物語っている)

でも、その理想に向かっていくことが、相互理解への努力なのだと、信じている

 

私も、そして私が相談した今日会っていた友人も達した結論は、

きっと、彼女は心のどこかでは、

「人間は完全に理解し合える」と信じているのではないか、ということ

 

これは、本当に難しい問題で、

そんなの、どちらが正しいかなんて、誰にも判断できない問題で

 

私と今日話していた子は、どこか人のことを信用していないところがある、

けれど彼女は、きっと「人間が好き」なタイプの人間だから、

そもそも、生きている世界への感じ方の前提が異なっている

 

そして、きっとこのことを話しても、

否定されるか、分かったつもりになられてしまうのだろうなぁ

 

そんなことを言っていても、仕方がないのだけれど、

本当に難しいね、人間同士って

 

 

 

そして、その子と入れ替わるように、

もう一人の友人と作業をしに、場所を移したのだけれど、

かたや一方はグラフィックデザイン

かたや一方は必死に地図らしきものを紙に書き込んでいる様は、

さぞかし周りからは奇特に映っただろうと思われる

 

でも、作業しながら、友人の隣で、ビールをぐいっと流し込めるの、

控えめに言って、最高

 

途中で彼女がAmazonを物色し始めて、

ほしい物リストに「買った方がいいもの」というリストを発見し、

開いたら「レイトン教授」のゲームが出てきたの、最高に面白くて二人で爆笑

 

大学に入って彼女の専攻はガラッと変わったけれど、

本当に彼女のそういうところ、変わらなくて好きすぎる

 

さて、ちょっとだけドイツ語を進めて、今日は幸せに眠りにつきますよ