あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

1.10.2018

 

 

 

そして、10月が始まる

 

今日は至って平和な一日だった

 

わざわざ友達が私の誕生日プレゼントを買ってくれていて、

それを持ってきてくれたのが嬉しかった

 

トゥーランドットと、黒猫

色彩がやけに見慣れないと思ったら、なんと旅行先のミラノで買ってきてくれていた

 

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「絶対あなた好きだと思ったし、あげるしかないと思った」

 

うん、好きだよ

それにこういうのを買ってきてくれる彼女のセンスも好き

 

入っていた紙袋がやけにボロボロで、何が起こったのかと思ったけれど、

スーズケースの中揉まれてこうなってしまったのだという

そういうちょっと抜けているところがまた、彼女らしくて、好きだ

 

彼女は私が創作をしていることを知っているから、無邪気に、

「これに何か、書いて読ませてほしい!」

と言われた、私は分かった、と心得る

 

イタリアなら、最古のお伽話とも言われている「デカメロン」のような作品にしよう

ちょうどトゥーランドットも、同じく「枠物語」の一エピソードが原作な訳だし

 

何を書こうか、

失敗はできないから、どきどきする

彼女の誕生日までに、仕上げられればいいと思う