あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

30.9.2018

 

 

ちょっと死にたくなるような、やるせない憤りと失望感

 

昨日も今日も、朝が来るまで友達と夜通し電話をしていた
おかげで睡眠不足がたたって、風呂場でみた私の青白い顔の下には、
殴られたかのように青い隈が垂れていて、ゾッとした

 

 

 

信じられないような価値観に出会う時がある
そしてそこに頑なに固執する心にも

 

そうしたものを見た時に、如何にもならないという諦念を抱く一方で、
これは私の鏡写しではないだろうかと、背筋を凍らせる
どんどん自分のことを本気で信じられなくなるようになり、
当たり前にやっていたことさえ、
手から出せばいいのか、足から出せばいいのか分からなくなる

 

こういった抱えきれない思いを、私はまだまだうまく消化することができない

 

不自然だと分かっていながら積み上げてしまったもの、
私のモットーに反しながらも、それでも守ることに固執してしまっていたもの

 

それを今更、金槌で叩いて壊そうとしている

 

本当は、もっと早く壊してしまいたかったけれど、

その瓦礫の中から何が生まれてしまうのかが分からず、踏み出せずにいた

 

今でも怖いけれど、もうここまできてしまったら、終局まで進むしかない

 

でも、やっぱり私が守りたかったものは、自分自身だったのだろうか、と最後まで思う
憂鬱、というのはこういうことなんだろうな

 

 

 

そして、また今日不覚にも誕生日を祝ってもらえることに

 

やっぱり、やっぱりここ最近何度もいっているけれど、
付き合いは過ごした時間に比例しない

 

あの場所に私がいる時間はそんなに長くないけれど、
それでも私は「大切な存在です」と胸を張って言うことができる

 

何年も付き合ってきた友人だった存在を、失おうとしている今だからこそ

 

誰にも大した共通項はないし、だからずっと一緒にいるわけではない
けれど、だからこそ、
こういう言い方はどうかと思うけれど、
利害関係の発生しない人間関係は、超たのしいな

 

 

 

なんの祝福か来たる雨風は、私が家に着くまでそっと静観してくれていた
人生、悪いことばかりじゃない
私は私の価値観を失わずにいたい

 

切り裂くような嵐が鳴っている

 

嵐は、おんなのものだと思う
私のようなおんなの味方だと、勝手に思い込んで、耳をすませる
この嵐が、浮世の憂いもろともすべて、彼方まで吹き飛ばしてしまえばいい

 

そんな、嵐の夜