あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

1.9.2018

 

 

 

 

いつのまにか8月が終わってしまった

 

明日のフライトでダナンを出る
にも関わらず、暑すぎて今日はホテルに引きこもってグーグー昼寝をしていた

 

でも、何にも考えずに、何にも追われずに、
文句も言われずにダラダラできるのって本当に最高

 

ただし本当にドイツ語に触れていないので、明日のフライト中に、でも、少し……

 

 

 

実はダナンに来るまでのフライトで、一人で泣いていた
(両親に挟まれているにも関わらず)
原稿が終わった後はアドレナリンが出ていて気分上々だったけれど、
連日の疲労感と睡眠不足と人間関係諸々で、
心にガタがきていたのだった

 

でも、こっちにきてからは、
「ああ、どうでもいいことだったな、そんなこと」
という余裕が生まれていた
もちろん誰かに自分の考えを共有したり、
楽しいことが多かったからなのだけれど、

 

ここの人々の、
(何も余計なことは考えてなさそうな)素朴な人付き合いと、
マイペースすぎる適当さを見ていたら、
「何も考えていなくても、人に不愉快な思いをさせないことって、できるんだ」
ということに気づいてしまった

 

(今日のタクシー運転手は、運転中楽しそうに友達と電話し始めた挙句、
悪びれず思いっきり大あくびをしていた笑)

 

余計なことはしないけれど、言われたことはちゃんとやる
細かいことは気にしない
鈍感で、愚鈍だっていう人もいそうだけれど、
なんでも先回りして、なんでも丁寧にその人のためにやってあげてって、
気遣いというより、その人のことを甘やかしているだけだ

 

確かにそれをやられたら自分は嬉しいかもしれない
でも、それって相手に自分が甘えてるから、楽できるから嬉しいんじゃないか?
それに慣れてしまったら、
反対に自分はなんでも相手がやってくれるのが当たり前になってしまう
「自分がやってあげているから、相手もそうするべき」
そのやってあげたことは、本当に必要なことだったんだろうか
それって、親切の押し売りなんじゃないだろうか

 

この考え方が必ずしも正しいとは思わないけれど、
それでも世界は回るんだ、という気づき

 

明日からはホーチミン
北部、中部、南部でだいぶ文化や生活が違うベトナム
今度はどんな世界が広がっているのだろうか

 

 

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今日お茶したカフェ
メニューに書いてあるケーキ7種類の中から2つ選んだのだけれど、
ごめん、ないんだ、と言われ、何ならあるんだと聞いたら
バナナケーキとキャッサバケーキかな、と言われたので、
いや適当かよ!、と心の中で思わずツッコミを入れた

 

(電気もエアコンもお客がいなかったからかついていなくて、
私たちがきてからポチッと付けてった)