あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

8.23.2018

 

 

 

今日、母の知り合いの方にフットネイルを施してもらった
もうすぐ秋を迎えようっていうこの時期に? 
って私も少し思ったのだけれど、ずっと憧れていたタイルネイルをお願いした

 

憧れ続ける深緑に親指の先が染まっていくのは何となく感慨深かった

 

私が雑誌や本に集中する間、
知らないうちに描き込まれる緻密なタイル模様、
きっと筆先がすごく柔らかく繊細なので「描かれている」という感覚がない

 

それは一種の魔法のようにも思えた

 

 

 

なんでもそうだけれど、末端をぞんざいに扱うことは、
全体をないがしろにすることと同じだ

 

爪を彩るとか、そういうことにお金をかける感覚が私には分からなかったのだけれど、
身体の先っちょとか、そういうところにこだわりを持つと、
「ああ、ここも私の一部だな」とか、
「この先っちょまでが私」とか、
そういう所有意識が生まれる
それって、自分を大切にする上ですごく大切なことなんじゃないかって思う

 

この足先も密かに美しい秋を待ち望む
私が20の誕生日を迎えるのにふさわしい指先だと思った

 

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