あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

30.10.2019

 

 

 

7時前に家を出る朝
先週は真っ暗闇の中だったのに、
今日はすでに明るい

 

それは、おそらく最後になると思われるサマータイムが、
先の日曜日の午前二時を過ぎる直前に終わったから

 

今日は歴史の講義で、黒死病についての回だったのだけど、
先週よりも格段に授業内で内容が掴めて、驚いている
これは直前にドイツ語版wikipediaをさらったおかげ、というのもあるかもだけど
どうか復習時間が短くなってくれますように!

 

そしてそれを受け終わったら今日は、
すぐに家路につく

 

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今日の午前中、妙に寒いなと感じた
確認すると、ドレスデンは3度で、
いよいよ寒さが本格化し始めているのを感じる

 

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これは確か月曜日に撮ったのだけれど
一枚目はまだ秋の雰囲気、
でも二枚目はぞっとするような冬の雰囲気を漂わせる
秋は本当に、本当にあっという間だな

 

バスを逃したり、トラムを逃したり、
買い物をしながら帰ってきたのに、
部屋に着いたのは10:15
日本なら、まだ1限が終わっていない時間

 


 

 

とはいえ、二週目にしてすでに辛い
ずっとずっと脳をドイツ語に浸し続け、机に向かい続け、
身体にもきているのか、
火曜日、目覚めても起き上がれなくて、
2限の聴講を断念する

 

甘え、ともいうのかもしれないけれど、
実際火曜日はこれの他にも
フィンランド語、中高ドイツ語、ドイツ語C1のコースと
盛りだくさんだし、週で最もえぐい日だから

 

2限の授業の内容自体には本当に興味があるのだけれど
他の授業で力尽きてしまったら元も子もないし
そして水、木と続くのは07:30始まりの1限

 

こうなってしまったのは、
偶然入ってしまった中高ドイツ語と
突発的に入れてしまったフィンランド語のおかげなのだけれど

 

まあ、取捨選択も大事だと思うことにしたい

 

 

 

 

 

にしても、気を抜ける授業が本当に、ない

 

月曜日のC1のリーディングのクラスは、
皆のレベルの高さにおののくだけでなく、
たまたま座った席が悪かったのもあって、
スクリーンの文字が全く見えない状態
そしてハンドアウトもない

 

読めない、聞き取れない、喋れないの三重苦で
ここが地獄か、と思ったよね
本当に当てられなくてよかった

 

中世学、というか中高ドイツ語の授業に等しいんだけれど
ドイツ語すらできないのに、
当てられて中高ドイツ語を皆の前で読まなければならなかったり
“意味は分かりません!”
と堂々と言わなければならなかったり
そしてこれを毎週、言い続けるのか、、

 

唯一、皆で同じラインに立っているフィンランド語だけは癒しだし、
絶対に手を抜きたくないなと思う
(言語を学ぶ上で手を抜くと、後で大変なことになるのはもう何度も経験した)
今のところ、唯一の癒しになりそうだ

 

 

 

こうして、
進歩と課題を積み重ねて、辿り着く先には何があるのだろう
そう考えた時に、どうしても課題の方ばかりを重く考えてしまう
積み重ねたところで、登れなければ意味がないのだ

 

そして登れたとしても、その先に何があるのか
私には全然、想像ができない

 

まあ、考えても分からないことよりは、
考えて分かることを優先したほうがいいことは分かっているから、
今はそっと、別のことに身をひたそう