あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

15.10.2019

 

 

 

今日は、初めての登校日

 

2限からだったのだけれど、全く空気がつかめないし、
建物自体はまるっと理系の雰囲気を漂わせていて、
こんなところで本当に近世イングランド史の講義が開かれるの、
と不安だったけれど
始まったのはその通りだったので、ホッとなでおろす

 

思っていたよりも、教授は話すのがゆっくりで、
とりあえず今話しているテーマは分かるし、
全知識をフル動員すれば、60%くらいは理解できるかな、という感じだった
けれど、これは初回のイントロに近い部分だからかな、と震えている

 

どちらにせよこの講義ではテストを受けないと思うのだけれど、
思っていたよりも人が少ない上に、
アジア人の外見をしているのは私一人だけで、
テストだけ受けずに潜ってたら、絶対にバレそうだな
うーん、と悩んでしまう

 

90分集中した後、完全にエネルギー切れでメンザへ
初めてだったのだけれど、
出てくるものがまともで、もう泣きそう
2ユーロしないパスタでも、味付けまともじゃん……

 

そんな幸せモードに包まれていたら、即事件
さっきまで持っていたはずの学生証が見当たらず、
検討の付く場所を探したけれど、やはり出てこない

 

学生証は定期を兼ねているから、
なければ致命傷、ということで、
再発行の手続きへ

 

あーあ、もうこんな時間には家に帰っているはずだったのにな、
などとも思ったけれど、
如何せん今日は天気が良くて、
思わず散歩に繰り出してしまいそうなほど

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本キャンパスから再発行手続きをしてくれる事務所までは
徒歩で20分強なのだけれど、
その合間にEiscafeの看板を見つけてしまい
終わったら絶対行くぞ、と意気込む

 

結局手続き自体は簡単で、
6ユーロかかったのは痛いけれど、仕方がない
今回に関しては、
“なんかなくしそうだな……”と気をつけていたのに失くしてしまったし、
早期に気づいて二次災害が発生しなかったので、良しとしよう

 

それからお待ちかねのカフェを訪れたら、
今までドレスデンで見た中で一番安いし、雰囲気もいいし、
何より、美味しくて

 

思わず食い気味に、
“冬の間もやってますか?”
と聞いてしまったほどで、
これは私、通ってしまう予感だな

 

帰ってきた頃に、隣のルームメイトから連絡が来ていて、
“今日一緒に夕飯食べない?”
とのことで、揚々と承諾

 

料理をしながら、食べながら、様々なことを話して、
終わったらまた、今日の授業の復習をして

 

復習、というよりも、
録音していたもののDiktationのようなものなのだけれど、
如何せん思っていたよりも音質が悪くて、苦戦
こりゃあ、授業中にもっと聞いておかないとやばいな
いや、今でも精一杯努力はしているのだけれども

 

そして明日は恐怖の1限
だし、ちゃんとテストを受ける予定の科目なので、
本当に寝坊だけはできない

 

頼むよ、自分