あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

26.4.2019

 

 

 

霧雨の細かな水の粒を顔で受ける
湿気をはらんだ髪の毛は、むくむくふくれて、
ジャケットには暗いしみがいくつも滲む

 

それでも私は、傘をさすのが好きではない

 

私は本当に傘不肖だと思う
少しの雨なら、降っていないものだと思い込めてしまうし、
あまりの豪雨の時には、どうせさしたところで雨風はすり抜けてくる

 

普通の傘を二月に無くしてから、
自分用には折り畳み傘しか持っていないのだけれど、
ワンタッチではなくて、いちいち手で広げなくてはならないのと、
長さがあるから上手くカバンに入らなくて重いのが嫌で、
ついつい携帯をサボってしまう

 

その絵柄はモネの「水辺の教会」という作品のもの
発色は薄紫よりで、なかなか美しい柄模様だと思うのだけれど
(まあ絵柄で選んで買ったわけですしね)

 

だから、雨の日に一番泣いているのは、私の髪の毛だ

 

 

今日で生活にようやく一区切り、と言いたいところだけれど、
学校に行かなくていいだけで、やるべきことは山積だ
10連休めちゃくちゃ引きこもる気満々だったのに、
意外と人に誘われたりなんだりで、予定が結構入ってしまったんだよなぁ

 

またやり切れない気持ちと疲れを引き摺って五月の授業を迎えないように、
何とか早め早めでタスクを終わらせられればいいのだけれど
なかなか難しそうではある