あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

12.11.2018

 

 

 

あーあ、

 

異様な眠気が、私を一日中襲っていて、

それは昨日、うまく眠れなかったというのもあるけれど、

主に、時期的な問題でもある

こうなったら、もう早く来てくれ、としか言えることはないのだけれど

 

 

 

そんな状態の中、通学中の朝の一時間、

到底整理しきれない量の情報とタスクが舞い込んできて、焦る

 

友達の誕生日プレゼント、手紙、店の予約×2、

国際学生証の発行方法、飛行機のイーチケ、その他諸々

全て私がこなしたわけではないけれど、

抜けがないように仕事を振ったり、共有することは、私がやらなければ進まなくて

 

私は、そんなに仕切るのが好きな訳ではないのだけれど、

仕事が溜まったり、ギリギリになると、ものすごいストレスを溜めるタイプの人間で、

特に、他者に関わりがあるものの場合、尚更

 

高校までは自分の課題は前日でも気にならなかったのだけれど、

最近では、自分の課題でも気になるようになりつつある

 

加えて、私は特にサークルやバイトに忙しい訳でもないから、

いつも周りには「暇」と言ってしまいがち

(実は自分のやりたいことはあまたにあるので、そうでもないのだけれど)

 

そんな訳で、せっかちな性分の私は、手をつけ始めるのが早くて、

必然的に、場を回す側の人間になりがちだ

 

 

 

そんな訳で、疲れた体を引きずるようにして、

5限後にデパートに向かって、万年筆の修理の依頼と、アイシャドウを買いに行った

 

 

 

毎回、こうなので、

そしてその割に、それが返ってこないことも、多くて

 

別に見返りを求めてやっている訳ではないのに、

心がしんどくなると、

「どうしてこんなこと、私がやっているのかしら」

と、卑屈になってしまう瞬間も、少なくなくて

 

そんなことを思うたびに、反省するし、

自分の卑しさに、つくづく絶望というか、失望してしまう

 

願わくば、こういう物事を、何のためらいもなく、損得勘定も考えず、

軽やかに、こなせる人になりたいのだけれどね

 

 

 

そして、ちらりと話題に出した万年筆

 

私は二年前、誕生日とクリスマスプレゼントを合算で、

中々高級な、アウロラオプティマを買ってもらったのだけれど、

それ以来、ずっと緑青色のインクを入れて、使い続けてきた

 

万年筆自体が初めてで、吸入式のものは繊細だとも分かっていたので、

最初からたまにインク漏れはザラだったのだけれど、

「まあこんなもんか」と使い続けてきた

 

しかし、おととい遂に、胴軸から漏れ始めて、これはいかん、とメンテに出すことに

夜な夜な必死に保証書を探し、

 

結局次の日の昼間にようやく見つけて、今日持って行ったのだけれど、

 

修理費用が、予想の三倍以上になるかもしれず、

また保証書も効くか分かりませんと言われ、

平静を装ったけれど、内心は目を剥いていたし、

これでそのまま払えと言われたら、破産だなぁ、流石に泣くなぁ、と

 

一ヶ月も離れること自体、悲しいのに

これからあなたなしで、どうやってノートを取れというの

まあ、幸運を祈るのみ、だよね

 

 

 

余談なのだけれど、保証書を探した真夜中2時、

私の部屋のそこら中で発見されたのは、

大量の本と、それから最近足りていなかったブックカバーが、何と4つ

 

短時間に、よくもまあ、私の人生を象徴しているよね

本に侵食される、という話を聞いて笑っていたのだけれど、

私もあながちその類いなのかもしれない

 

そんなに本を読む方ではない、と自負していたのだけれど、

あらゆる方向から眺めても、書籍が目に入らない方向が、ないし

寝床の脇に、4冊、足元に積み重なるのが、3冊、

勉強机の脇に3冊、その上に取り付けた、金網棚の上に、7冊

 

これだけでも、20冊近いって、信じ難いのだけれど

ブックカバーが読みかけの印なのに、最近着けてなかったから、

果たして手をつけてから読みきっていない本が何冊あるのか、考えたくもないよ

 

とにかく、下巻もあと半分のカレワラを、早く読み切らなくてはね