あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

10.11.2018

 

 

 

昨日は、もう本当に色々あって、

友達と舞台を見て、唐突に街頭インタビューの襲撃を受け、

フィンランド旅行の計画を詰めたあと、ゆっくりご飯とお酒を嗜み、〆パフェまで堪能

 

トータルしてめちゃくちゃ楽しかったのだけれど、

そういう日に限って、帰ってくるのは遅いし、書く気力が残っていないのよねぇ

 

そして結局今日も遅起き、久しぶりに強い日差しを見たけれど、

結局行こうか迷っていた神保町には行かなかった、

提出書類を揃えたり、最終チェックをしたりとバタバタしていたから

 

その過程で、Google Map で昔ベルリンで通っていた幼稚園を調べた

小学校からの履歴が必要なのだけれど、

私が日本に帰ってきたのは小一の10月だったので、

ここから書き始めなくてはならず、少し面倒なのだった

 

いや、でもびっくり

何気ない駅や場所の記憶ははっきりとあるのに、

バスからそこへの道のりも、

幼稚園のエントランスや、補習校の入り口も、全く覚えていなかった、

毎週、毎日見ていたはずなのに

 

教室や庭、昼寝部屋や体育室は、くっきりと覚えているのに

ああでも、バスからの道のりは思い出せなくても、

毎週の水泳教室(幼稚園から歩いたところにある)への道のりは、若干覚えているな

 

記憶というものは、何を拠り所に存在するんだろうね

 

 

 

こうやって、日々書類を準備するたびに、

ああ、本当に来年私は(少なくとも事前の短期留学には)ドイツに行くのだなぁ、と

 

もし私の中から感情を一切抜き去ってしまったとしたら、

絶対にしなかった判断だったと思う

それは正気じゃなかった、ともいえるのかもしれないけれど、でも最近思うのは、

 

決断の際に正気でいられる人間なんて、いないし、

正気でいる時にできることって、実はひどく少ないのだ

 

ということ

 

とても正気とは言い難い決意を胸にして、

正気に戻った人は初めて、それ以上の力を発揮しようと、

もがき苦しみ、何かを得ようと行動を起こす

 

きっと、それの積み重ねだと思うのよね、何でも

少なくとも、私にとってはそう

 

さあ、よく寝た分だけ、今日はもっと頑張ろう