あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

8.10.2018

 

 

昨日は志願書を書くのに明け暮れていて、更新どころではなかった

冷静に更新どころじゃない日ばかりだな、私の人生

 

10月はそんなに忙しくならない予定だったのに、

次々と予定が埋まっていく

 

いけるかも怪しかったハロウィンディズニーも何故か2回行くことになったし、

(しかも同じ週に)

他の週末もガラ空きだったのがいつの間にか埋まってしまっている

予定を聞かれて空いているとNOとは言えないタチなのが災いしているんだろうか

でも、断るのもなんか嘘をついているようで、気が引けるしな……

 

 

 

結局志願書の校正を日本に来ている3月の海外研修でお世話になったドイツ人に頼むことにしたのだけれど、何せフットワークの軽さに驚きを隠せない

快く引き受けてくれたのはありがたい限りなんだけど、

明日いきなりこっちの大学来るって言われて驚き

私的には普通にメールで校正したものを送り返してもらうだけのつもりだったのだけれど、そのためだけにこっちに来てくれるのか……

他の当時のメンバーとともに今度食事に行く話は出ているのだけれど、それに重ねて、か、確かにその日私空いてるよ、とは言ったけれど

 

実際他の課題も溜まっていて、その日に皆んなで集まる!というのなら全然良かったのだけれど、

二人でサシ、しかも夜ご飯まで……となると、

引き際も分からないし、そもそも間が持たないし、ちょっと腰が引ける

というわけで「申し訳ないので、志願書の締め切り迫ってるし会うのはまた今度の機会にでも……」

みたいなメッセージを送ったのだけれど、拒否のニュアンスになっていないか心配すぎて、胃が痛い

会いたくないわけじゃないんだよ!

ただタイミングが、ちょっと、悪い……

 

この三点リーダーの多さが、私の心労を物語っている

 

 

 

さて、ちょっとだけ自分語りを

 

私は普段どちらかといえば男っぽいし、女を捨てているとも言われるし、

面倒見のいいタイプだし、取り仕切りも得意ではないこともない

人に甘えられることばかりだ

 

勿論甘やかされて育ったと思う

でもよくよく考えてみると、親には、

私が落ち込んでいる時も、泣いている時も、相談している時も、

甘やかされたことは記憶の中では一度もない

 

甘やかされる、というのは

ただ私の話を黙って肯定してくれるとか、

よしよし、と撫でられたりとか、

そういうあからさまな行動に現れる、甘やかし

 

私が何かについて訴えていると、ついつい理屈っぽくなってしまう

それに飽き飽きしているのか、しまいには嫌な顔をされて、

逆にそのことを怒られてしまうことも、少なくなかった

 

私はただ公平に物事をジャッジして欲しいのだと思っていたけれど、

論理的に私の正しさをアピールすることで全肯定をして欲しかったんだろうな

そして今の親の態度を見るからに、私がそのような甘やかしを欲していることに気づいたことは、多分一度もない

 

本当は、そういう風な甘やかしを私もしてもらいたかったから、

それが得られないから、私は他者のことをすぐ甘やかす

そうしてもらえると、嬉しいだろうな、と思うから

 

でも結局、周りは私のことを「頑張りすぎなんだよ!」とか、

たまに認めてくれるけど、本当に私が欲しがっているものをくれることはない

 

私は誰に頼らなくても生きていける人間だと思われている

こう考えると、私の取っている行動は、負の連鎖を呼んでいるに過ぎない

 

それでも続けてしまうのは、私のプライドの高さが原因

甘えたい半分、誰にも弱みも握られたくないという高慢さ

 

前にも言及したことがあるけれど、これは自衛の鎧だ

そして一生脱ぐことができない、かもしれない

そばに人を寄せ付けないままに

 

 

wannaelfeternal.hatenablog.com

 

 

それでも、それでも、どんな存在の人でもいいから、

私のことを無条件に受け入れてくれるような、

これでもか、というほどに甘やかしてくれるような人に出会えたら

 

氷河の中に一人ぽつねんと佇んでいるような私の周りの景色が融解して、

美しい春を迎えることができるのだろうか

 

そんなバカみたいな幻想をたまに一瞬抱くたびに、

鎧を着込んだ無骨な私が、嘲笑するように蹴り上げる

 

だから私の世界が変わることは、今日だって有り得ない