あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

30.8.2020

私も、私の周りも、就活の前後に関わらず、「人生の岐路」を意識している 先日、ようやく娑婆の空気を吸いに、京都から出てきた友人と、もう一人と、オフライン再開 なんだかんだとオンラインでは授業などで週三で会っていたし全く、久しぶり感がなかったこ…

20.8.2020

この間、夏休みに入ったかと思えば、あっという間に、葉月も下旬これで大体夏休みの三分の一が過ぎたわけだけど、どうも、そういった実感がない 一つは、相も変わらず外出は自主ムードであることもう一つは、実際のところ状況は帰国した三月末から、ほとんど…

27.7.2020

気づけば、窓の外でセミがジリリと鳴いているかと思えば、雨垂れがぽつぽつ、音を立てたり途端に、豪雨が轟いたり 今年は、梅雨がやってくるのが遅くて、それでいて、妙に長く感じる 地面に近い私の部屋には、特にこの時期立ち上る大地の湿った匂いが押し寄…

9.7.2020

どうして、私は外国で、独りで暮らすことにこんなにも、憧れとこだわりがあるのだろう 別に、特段やりたいことがあるわけでもないのに憧れだけが先行していて、馬鹿みたいだ このことを、しばらく考えていて車に揺られている時に、外のぐずついた天気を眺め…

26.6.2020

「なんとかしよう」と焦って行ったことが結果的に上手くいかなかったり、どうしてか説明できないけれど、多分そうではないのに、全ての責任が自分にあるように感じてしまう時がある それが、今日だったのだと思う ほとんど、不運が重なった結果だけれど、責…

25.6.2020

「正確に言葉に出せば通じ合える」という前提に立つと、その前提が勝手なものだったと、思い知らされる瞬間がある 「分かってる」と口にするのは簡単で分かってあげたいと相手が思っていることも伝わっていて私だって分かってもらいたいと思っているでも、伝…

21.6.2020

格差社会について考えていて、社会保障制度で「社会的弱者を救済する」っていうその態度がそもそも気に食わないというかおかしいんじゃないかって、ふと感じた 人間というのはそもそも社会的生物であって、集団を形成することで、勝ち残ってきた、という説が…

19.6.2020

ふと、自分がこれまで抱えていたもやっとしたものに対して答えがすっと浮かんでくることがある なぜ、最近こんなにも少し込み入った話をするとき、言葉が出てこないのか この歯がゆさは、ここ1、2年ずっと続いていたスランプのようなもので知識が足りないか…

18.6.2020

あっさりと、タイトルをつけない方向に舵を取ることに変えたというのも、理由は二つあって 一つは、タイトルをつけようとするとどうしても、無理にでも一つのテーマに終着させようと躍起になるから、取り止めのない内容が零れ落ちてしまう だから、日記を書…

能力主義に基づく切り捨てを正当化するな。Meritokratie kann keine Begründung werden, um abzuwerfen.

こうした流れも踏まえて近頃では、YouTuberやインフルエンサーの存在感が増してきたり、企業も新しい人々に対してプラスワンの価値を求めるようになってきた 究極に言えば、“機械や既存のものに代替が効かない存在”とでも言おうか“個人が企業を凌駕する時代…

本当にコロナだけのせいなのか。Sind wir in diese Lage wirklich nur wegen Coronavirus geraten?

あっという間に五月の末ここにこうして再びやってくるまでの間、おそらく私は、完全にデジタル疲れと将来への重圧にやられていた オンデマンド配信は2倍速で見れるからいいけれど、Zoomを通じて始まった授業に関しては、受けている間はともかく、終わった後…

30.4.2020

人と離れて、話さなくなるほどに、その人自身の姿と、私の中にある印象の像が、乖離していって人のことが、分からなくなっていってしまうのは、私だけだろうか 近頃、ふとしたことで、ふとしたきっかけで人のことが頭に浮かぶと、プラスな感情ではなく、かな…

21.4.2020

なんだかんだ、四月も下旬間違えてタイトル欄に“3”と入れたのを、慌てて直す 帰ってきてからの方が、当たり前のことだけれどテクストのやりとりなども、増えて多分、今帰ってなかったら知らなかっただろうな、という人の側面なども、見えてきて 椎名林檎の“…

16.4.2020

就活、勉強、読書、連絡、でなんやかんやてんてこ舞い いつまで経っても休暇気分で、社会復帰できるのか危うい、とは前も言ったかもしれないけれど昨日までは、その限界に達していた 何をしていてもやる気が起きない人からの連絡は面倒臭いそもそも再び、朝…

8.4.2020

今日は午後いっぱい、ゼミのリモート会合 6時間近く机の前で、慣れないビデオ通話それも、しばらく会っていなかった人、初対面の人、それから教授の前でそれなりに、まともに喋らなければならなかった ZOOMを使っていたのだけれど、会議の場合には基本的に、…

5.4.2020

季節外れの雪の降る東京に、私は帰ってきた まさか、次の更新が日本から、になってしまうだなんて一つ前の記事を更新していた時の私には、思いもよらなかった 3月21日・週末にドイツ全土で来週から取られる施策が決まることを知る ・隣の香港ガールから“明日…

20.3.2020

毎日、更新される情報に怯える 16日に、ついにドイツはレベル2に上がり、強制帰国を恐れていた私たちだけど、その措置は取られず、あくまで“勧告”のみで、一安心 勿論、その意味は、“この先は自己責任”という意味なのだけれど けれど、それを皮切りに何人か…

14.3.2020

ほぼ丸々一ヶ月、この場所を放棄していて、当然、その間にも色々な出来事は起きていたなんなら、昨日まで私はトルコにいた けれど、その諸々の出来事とか、旅行のこととか、そのうち書くかもしれないけれど今はそれどころではなくて 2019年のおわりから、202…

6.2.2020

とにもかくにも、冬学期は今日でおしまいHausarbeitを残していない私は、今日から本当に、自由の身 あれだけ時間をかけてやったにも関わらず、中世学の試験は、半分の点数をどうにか稼ぐことができたか、100パーセントの自信を持って断言できない でもまあ、…

29.1.2020

今日は、初めての試験 この歴史の講義は、史料以外には何も配られないし、先生が一々板書をしてくれるわけでもない だから、全て私の耳で聴きとらなければいけなくて家に帰ってから録音を必死に聴き齧って一回の講義の復習がそれだけで8時間に達してしまった…

24.1.2020

毎日毎日、1限か7限を往復する生活休日は大体勉強に追われて家にこもっていて、出かけるとしたら、日が暮れてから そんな生活を連綿と続けていたので、いつしか、冬の澄んだ夕暮れを忘れてしまっていた 月曜日、ドイツに来てから初めて、授業を休んだ実際、…

19.1.2020

私のよくないところは、いつだって、いくつかのものに“だけ”依存しようとするところだ 私は、私の感覚と直感を、私自身よりも信頼していて、だから自分自身にいくら自信がなかったとしても、私は自分が誤った選択をした、と後悔したことはほとんどないし、ほ…

13.1.2020

毎日、流れるように過ぎていくけど、毎日、何かをしていることには違いないのだけれど、焦燥感が、とめどなく心の奥から溢れてくる 朝、LINEの通知に“しいたけ占い”があるのを見て、「ああ、また月曜が来たのだ」と自覚する 日本だったら、12時過ぎにくるこ…

6.1.2020

今日から、恐れていた新学期怠惰な生活からちゃんと抜け出せるのか心配だったけれど、大学に着いてさえしまえば、案外適応できるものね 新年始まってからの5日間、勉強に集中しようと思っていたけれど、まあ現実、そうもいかなくて もちろん多少はやったもの…

1.1.2020

“2020”、とタイトル欄を打ちながら、かすかに心が震える あっという間に12月は流れていき、今日は元旦、今の所一人で寂しく過ごしている とはいえ、一人きりなのは久しぶりで、これまで毎日欠かさず、と言って良いほど、誰かと必ず会っていた 前回から今日ま…

19.12.2019

プレゼンが終わるまでは、と大体ほかの全てのことを放置していた2週間だった 毎度苦しめられているC1のコースで、ようやく、プレゼンの日程が決まる どうしようかな、と迷っていたのだけれど、結局私の実力では、猶予が何週間延びようがクオリティは変わらな…

7.12.2019

毎週、毎週、一つは事件が起こるのだな、と 先週の日曜日は「カレー作ったんだけど、良かったらおいで」と招かれて、日本人三人でダラダラと夜を過ごす それにしてもまさか、スジカレーうどんがこっちで食べられるとは私も今度、挑戦してみようかしら 今週は…

30.11.2019

知らないうちに、妙にストレスが溜まっていることってある 月曜日はたまたま7限が休講になったところへ、友人の一人のための誕生日パーティー 「子供っぽい」と揶揄されながらも壁、天井中に貼り付けられたパステルカラーの風船も、付け焼き刃で覚えたチェコ…

24.11.2019

前回投稿した記事を読み直して、その内容が遥か彼方に思えてあっという間に、11月が過ぎ行く事実を、受け入れられなくて 土曜日は、友人たちとカラオケドイツのカラオケは基本的にバースタイルなのだけれど、ここのカラオケはたまたまアジアスタイルの、個室…

15.11.2019

なんとなくここに戻ってくる気が無くなっていて、前回の更新日から一週間以上経っていることに、驚きを隠せない それだけ、月日が過ぎるのは異常に早くて、でも、私自身はその早さに追いつけずにいる そして、黄金の秋も、間も無く終わってしまうのだろうな …