あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

18.6.2020

あっさりと、タイトルをつけない方向に舵を取ることに変えた
というのも、理由は二つあって

 

一つは、タイトルをつけようとするとどうしても、
無理にでも一つのテーマに終着させようと躍起になるから、
取り止めのない内容が零れ落ちてしまう

 

だから、日記を書くということに、変に重みが増してしまい
けれど、重たいカチッとした文章をまとめる気にもなれず

 

と、文章を書くこと自体が次第に億劫に感じられて、
ある意味“不自由さ”を感じるようになってしまったこと

 

二つ目は、一つ目と関連するけれど、
できるだけ些細なことでもしるべをつけておいて、
定点記録をしたほうがいい、という結論に至ったこと

 

何故かというと、今、私は就活真っ最中で、
それ以外にも色々やるべきことはあって、
色んなことを毎日思っては、思ったことを忘れてしまって

 

改めて、自分の中で大事にしていたこと、
私自身の軸、舵取りが曖昧になってしまっていることに
大変な恐怖感を覚えている

 

せめて、心が辿ってきた航路の手がかりになるように
そんな思いで、慣れきったやり方に戻すことにした

 

けれど、もし何か言いたいことがあったら、
また、唐突にタイトルをつけたりするかも

 

まあ、別に自分のためにやっていることだし、
厳密にやらなくても、いいか、とあそびを与えることにしました

 

 

 

さて最近は、いつまでたっても見通しがつけられないスケジュールに
はらはら、おろおろしている

 

本当は夏、別のことに専念する予定だったけど、
いかんせんこの状況では余計に、
早く動いた者が勝機を掴む、ように思われる

 

だから、インターンもいくつか申し込んでいるのだけれど、
情報交換をする相手もいないし、
出ているのか出ていないのかよく分からない情報、
結果が出るまで次の日程もまるきり分からない
それが、いくつもいくつも重なる

 

自分が何か抜かしてしまっているんじゃないか、とか
これでも出遅れているんじゃないか、とか
どういうイメージをしておけばいいんだろう、とか

 

夜、ベッドに入るたびに、
就活のこと、自分自身のこと、ドイツ語のこと、論文のこと
ぐるぐる、ぐるぐる、未だにうまく寝付けない

 

そんな中、昨日寝る前にふと、携帯を見たら、
友人から告白じみたメッセージ

 

なんのことやらと思ったら、
冬に留学を取り返すのを諦めます、という報告と
「あなたと大学で出会えてよかった、大好き」
といった内容

 

唐突すぎて、でも彼女はいつもそうだから、
笑ってしまったけれど
でも、私も同じ気持ちだったから、
嬉しくもあり、何より安心した

 

たくさんの人とつながっている、ことは求めないけれど、
いくつかの心の拠り所に邪険にされたら、
私はもう立ち直れないような気がする

 

来年になって、就職する人もいれば、
私と同じく大学に残る人もいる

 

今まで通りの環境は、
どうやっても帰ってこない

 

いつかばらばらになることは、分かっていたけれど

 

前にも「引きこもるほど、思い込みが激しくなる」
という話をしたと思うけれど、
このタイミングで、この言葉をかけられたことには
ほとほと、救われた

 

私だって大好きだよ、
早く会えたら、いいのにね