あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

30.11.2019

 

知らないうちに、妙にストレスが溜まっていることってある

 

 

 

月曜日はたまたま7限が休講になったところへ、
友人の一人のための誕生日パーティー

 

「子供っぽい」と揶揄されながらも
壁、天井中に貼り付けられたパステルカラーの風船も、
付け焼き刃で覚えたチェコ語のお誕生日の歌も、
他の友人たちが作っておいてくれていたケーキも、
途中で始めたカードゲームも

 

全部、全部楽しいだけのはずなのに
どうして私は、未だにところどころ、引け目を感じてしまうのだろう

 

火曜日、タンデムパートナーと落ち合って、
先週のことを全て話したのだけれど、
たどたどしい上に、オチがない

 

そもそも日本語で話している時も、
あった出来事を山のように話してしまう癖があって、
それは一重に、
私のフィルターを通して物事を人に判断して欲しくない、
という意識から始まったような気がするけれど

 

結局それって、物事の要点が掴めていない、
単に頭が悪い人、というだけの気もする

 

そして、特にドイツ語になると、
日本語の半分とか、それ以下の遅速になってしまうわけで

 

尺を取りすぎて、本当に申し訳ない気持ち

 

それから、日本語の話になって、
場所を表す場合の、
助詞の「に」と「で」の違いについて、一生懸命説明を試みた

 

聞かれてみると、確かに不思議だ、と
少し説明に時間を要した

 

何故「家で食べます」とは言えるのに、「家で住みます」とは言えないのか

 

私の感覚だと、
「に」の方が継続的で、「で」の方が瞬間的なイメージ
軽く調べてみると、
「に」は持続行為の行われる場所、
「で」は活動の場所を表す、らしい

 

間違ってはないけど、正確な説明ではなかったな
けれど、別に文法だけなら、調べればいくらでも見つけられるのだし
私の感覚を伝えられることが、タンデムの意義だと信じたい

 

それにしたって、文法用語が多少は分からないと、致命的だな
もう少しパッと出てくるように、
こちらも復習する必要性を、強く感じた

 

水曜日は、まあ本当についていない日だった
Learning Agreementを印刷しようと思っていたのだけれど、
たった二枚の印刷に、手こずった挙句、
半分は印刷できなくて、泣く泣くもう一度図書館に足を運ぶ羽目に
それから、教授のサインを一筆もらうためだけに、
なんと2時間以上も、廊下で待たされて

 

最後、教授がとても優しくて、
出身大学を答えたら、
「Herr ...って知ってる?」と
直接習ってはいないけれど、よく知っている教授の名前を出され、
びっくり、唖然

 

まさかこんなタイミングでその名前を聞くことになるとは、
つゆ知らずだけれど、
やはり彼は、相当な有名人なのだろうか

 

それで帰ってきたのが19時過ぎ
そこから隣の子となんだかよく分からない
日本のお好み焼き風お焼きを作ったりしていたら、
もう大分遅い時間で

 

1限で終わっているはずなのに、
もうほとんど勉強できなくって、焦る

 

次の日こそは、と多少勉強して、
金曜日も本当は勉強予定だったのだけれど、
ブラックフライデーだったので、
ショッピングモールへ足を運んだ

 

ずっと欲しかったブーツ、ベルト、
それからスワロフスキーのセットを
自分へのクリスマス、と称してご購入

 

Altmarktではすでにクリスマスマルクトが開かれている
この日は恐ろしくいい天気だったので、
ところどころで立ち止まって写真を撮る

 

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それにしても、もう秋は去ってしまったなぁ、などと思いながら

 

 

 

夜は、友人がスペインから遊びにきた、
ということで、またいつもの場所で夕べを過ごす

 

けれど、妙に悶々とした気持ちで、
最初、人と上手く話せない

 

どうしてだろう、と思い返す
そのうち、友人の一人に
Learning Agreement関連のゴタゴタを話すと
その時だけ、堰を切ったように言葉が溢れ出す

 

そういえば、火曜日はビザを受け取る日で、
それのために書類を用意したり、気を揉んだり

 

そもそも先週いっぱい来客を迎えていて、
殆ど上手く休めなかったり
ベルリンにも出かけたりしたし

 

そして、このLearning Agreementよ

 

今週は無理せず、所々休んでいたつもりだけれど、
それでも知らないうちに、
精神的に負荷が掛かっていたらしい

 

そこに、上手く話せないストレス
あー、発散は自分で上手くやるしかないのに
愚痴って、何も生まないのは分かっているからさ

 

愚痴の時だけ元気になる人ってどうよ、
とまた一人、内心落ち込む

 

ところで、その晩は結構皆ダンスモードで、
何故踊らないの?と説得を受けてしまうほどだった
これはこれで、一つの優しさ

 

うーん、別にそれ自体は嫌ではないのだけれど
完全に羞恥心が邪魔をしているよね
友人の一人に図星を突かれて、ウッとなる

 

求められていることをしても、
しなくても、
ウッとどこか躊躇してしまうのは、私の悪い癖だ
使わなくてもいいところに、思考のメモリを割いてしまう

 

何も、考えなければ
案外全て、上手くいくはずなのに

 

毎日毎日、自分の弱さと
向き合わざるを得ないね