あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

30.11.2018

 

 

 

結局、厄日なのか、それとも良い日なのか

 

 

 

定期を忘れたと思って別のパスモで入ったら、実は持ってたり、

駅員さんのところに財布を忘れかけたり、

厄日の予兆は、あった

 

そして昨日も書いたけれど、今日の朝も劇の練習

 だったのだけれど、結構きついことを言われて、

正直そのことが一日中頭をもたげていて、気持ちは塞ぎ込んでしまった

 

確かに、私が悪いことをしてしまったけれど、

多分、それは焦ってテンパっていた私には防ぎようもないことだったし、

でも、その一瞬であの部屋の中で孤立してしまったような気がして、

ひどく、恐ろしくて

 

こういった種類のもやもやした感情は、

ただ考えたり、思い直すだけじゃ、消えてなくならなくて

まあ、次の機会までにベストを尽くしておくことくらいしか、

できないのだけれど 

 

でも、つまるところ、これだけ気持ちが消化されないのは、

少しでも自分に非がない部分があるんじゃないか、って思っているからだし、

我儘で身勝手な考えが、気を緩めた瞬間に、

どっと頭を占めてしまうのが分かっているし、

でもそうしたところで現状打破はできないし、

そういう自分に嫌気がさしているからなのだ、ということに尽きる

 

それでも、こうやって感情と思考を分解して、原因を探り出して、

一定の納得の安寧を得ることを、私はずっと繰り返してきたのだけれど

 

なんだか、なぁ

こんなことさえなければ、今日は喜びに満ちた一日になっていたのに、

どうやっても影が拭えなくて

 

 

 

さて、いいことというのは、

実は昨日から今日にかけて、独検準1級の過去問を解かされていたのだけれど、

点数を集計した結果、私は当時の合格ラインにちゃんと達していた

 

正直、準1級の実力はまだないと思っていたから、驚いたし、

まあそのことよりも、

今までテストの点数でかなりの差をつけられていた人達が、

合格ラインに達していなかったらしい、ということへの、驚き

14人中、3人しか合格点には達していなかった

 

何が他の人よりもできていたのかは、よく分からないし、

所詮は記号選択なので、運が良かっただけかもしれないけれど

 

それでも、私はこの一年間で驚くほど、前に進めたのだな、と

 

なんせ、お恥ずかしい話、

(ちょうど明日が冬季独検の日だけれど、)

去年のこの時期に2級を受験した私は、

トラウマ級の惨憺たる点数をマークして、落第していたから

 

今年の夏にはまあまあ余裕のラインで合格することができたけれども

うーん、一年間でこんなにも語学って上がるものなのか

 

でも私が実際に真面目にドイツ語に取り組み始めた、と言えるのは9月からで、

それまではちょっとお粗末だったけれど、

そこからの努力は、まあまあ買っていいんじゃないかな

 

 

 

それ以外にも、今日は信じられないような幸運が重なって、

それからさすがに疲れていたこともあって、脳を空っぽにして好きなことをした

 

けれど、風呂の中でやっぱり不安になって、

ずっと劇の台詞の練習を繰り返す

そのうちに、少しはコツがつかめてきたような気がする

 

ずっと、キャラクターのイメージも混乱してあやふやになったところに、

自分の身体にどう投影すればいいのかまるで分からなくて、

ついでに発音やイントネーションも迷子になって、

完全に絶望的な状態だったけれど、

やっぱりおかしかったのは、声質だ、という結論に至った

 

これで、大分直ってくれるといいのだけれど

やっぱりどちらかといえば私は完璧主義者で、

無駄にプライドが高い側面があるので、

(まあプライドはへし折ってなんぼだといつも言い聞かせているけれど)

それなりの結果を残したい

 

無意味ってことはないけれど、

やっぱりこれだけ苦しんでいるのだから、後悔だけは、したくないな