あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

15.10.2018

 

 

 

憂鬱の濁流に、まだ飲まれている

 

 

 

深夜、あまりにも力が尽きてしまったので、

課題を進める手を止めて、ベッドに横たわる

 

勿論、全然寝付けなくて、

暗闇をただじっと睨みつけるばかり

 

 

 

原因は分かっている

 

ひとつは、時期的なもの、これはもう、どうしようもない

もうひとつは、ドイツ語だ

 

ここにきて、些細な失敗がぐるぐると私を追い続ける

ああ、どうしてこんな簡単なことも喋れないんだ、

何も聞き取れないんだ、

と焦れば焦るほど、言葉は奥の方に引っ込んでゆく

 

その横目で、今友人は絶好調なのだと分かるから、ちくりと胸を刺す思い

 

この状態で前に進めたとして、私には何が残る、

これは意味のある行為なのか、

という疑問が日に日に膨らんでいき、逃避願望は増すばかりだ

 

 

 

とにかく、私の過去のログを見返す

何もする気にならない時、私にはそうやって帰る場所がある

 

改めて見ると、私は3年前から何も変わっていない

そのことを、何度も何度も忘れてしまう

 

心の奥底に眠っていて、決して消えない、燻る絶望と諦念は、

2015年と2016年の境目に現れた

 

それでも、私は私でしかなくて、

誰でもよかったような人生じゃ、納得できなくて

卑屈な気持ちで塞ぎ込んだとしても、

これじゃ駄目だと納得できないのなら、

やっぱり一歩進んだ私になるしかない 

 

どんな客観的で理論的な理由を付随させたとしても、その不安は埋められない

 

それは真実の理由じゃないし、

私自身が、理由そのものなのだから

理由の所在を転嫁しても、何も変わらない

 

私は、将来のためとか、誰かのためとか、そういうことを考える前に、

私がやりたいからやるのだ、ということを、

いい加減認識して、覚悟を決めなければならない