あまだれのごとく

時々迷い込む後悔の森

photo

6.2.2023

3日のところで書き忘れてしまったのだけれど、街を歩いていると 「〇〇学校 入学試験会場」 なんて仰々しい看板をいくつも見かけて ああ、今日は多くの小学生にとって決戦の日なんだな、と自分のときを思い返していた 冷静に考えて博打に近いような日程だっ…

2.8.2021

先週、髪型をバッサリと変えた ほんとうは、下半分をボブにして、ちょっとパーマを入れて、耳あたりから下にグレーを入れて、みたいな髪型にしたいけど 残念ながらわたしは春先から縮毛中で(そうしないと夏が乗り切れない)カラーはうまく長く入らないしか…

22.7.2021

この場で文章を綴らなくなってから、長くて3ヶ月くらいのつもりだったのに知らぬ間に、半年以上も経っていたそれほどにこの期間はもう、めまぐるしく過ぎていきその速度と自身の矮小さが深い谷底へと転がり落ちる、小石のようだった 私のこの先少なくとも数…

4.1.2021

三が日の最終日、友人とともに、小旅行 最初はサクッとランチでも、のつもりだったのだけど、結局一日予定が空いていたのと、お互いに「水辺」を欲していたのとで、富士の忍野八海へ出かけた こうやって写真に収めると、中々幻想的だけれど、実際にはとても…

31.12.2020

あれれ、と声が出てしまう見事に12月は一度も更新をしていないらしいそんなつもりはなかったのだけどな まあ、また新たに始めたインターンが本格化したり、論文の作業を若干したり、ということは予想の範疇 しかし、それ以外にも、面接を受け始めて、通った…

25.11.2020

選考の過程で、Webテストを受けさせられるたびに、自分の性格検査の選択肢に、むむ、となる瞬間がある 根気強いか、飽きっぽいか?これは散々私の中で内なる自分と協議してきたことだけど 確かにこの四年の間、無意味とも思えるほど愚直にドイツ語を頑張って…

12.11.2020

毎日飛ぶように過ぎていくけれど、少しずつ調子を取り戻しているように思う だいたい不安になるときというのは、先の見通しが立たないとき そこから抜け出すには、一つ一つの物事の全体像が見えている状態までまずは、やっつけること解像度の高さは、問題に…

28.10.2020

優先順位どころか、自分が今、どんなフェーズの上にあるのかさえ定かではない、日々 どうも私は、「その日のタスク」なるものを定めることが苦手だそれは多分、自分に甘いからだろうけれど 未来が不確定である以上、今、私は何に時間を投資したらいいのだろ…

25.9.2020

昨日は、私の誕生日 去年は、ドレスデンで、たまたま現地のチューターの子に祝ってもらって、ひとりぼっちをギリギリ回避したのだったなぁ、などと思う あれから、もう一年か ベッドの中、村上春樹の『1Q84』を今更読みながら22歳を迎える作品がこれでいいの…

30.8.2020

私も、私の周りも、就活の前後に関わらず、「人生の岐路」を意識している 先日、ようやく娑婆の空気を吸いに、京都から出てきた友人と、もう一人と、オフライン再開 なんだかんだとオンラインでは授業などで週三で会っていたし全く、久しぶり感がなかったこ…

27.7.2020

気づけば、窓の外でセミがジリリと鳴いているかと思えば、雨垂れがぽつぽつ、音を立てたり途端に、豪雨が轟いたり 今年は、梅雨がやってくるのが遅くて、それでいて、妙に長く感じる 地面に近い私の部屋には、特にこの時期立ち上る大地の湿った匂いが押し寄…

21.4.2020

なんだかんだ、四月も下旬間違えてタイトル欄に“3”と入れたのを、慌てて直す 帰ってきてからの方が、当たり前のことだけれどテクストのやりとりなども、増えて多分、今帰ってなかったら知らなかっただろうな、という人の側面なども、見えてきて 椎名林檎の“…

5.4.2020

季節外れの雪の降る東京に、私は帰ってきた まさか、次の更新が日本から、になってしまうだなんて一つ前の記事を更新していた時の私には、思いもよらなかった 3月21日・週末にドイツ全土で来週から取られる施策が決まることを知る ・隣の香港ガールから“明日…

20.3.2020

毎日、更新される情報に怯える 16日に、ついにドイツはレベル2に上がり、強制帰国を恐れていた私たちだけど、その措置は取られず、あくまで“勧告”のみで、一安心 勿論、その意味は、“この先は自己責任”という意味なのだけれど けれど、それを皮切りに何人か…

6.2.2020

とにもかくにも、冬学期は今日でおしまいHausarbeitを残していない私は、今日から本当に、自由の身 あれだけ時間をかけてやったにも関わらず、中世学の試験は、半分の点数をどうにか稼ぐことができたか、100パーセントの自信を持って断言できない でもまあ、…

24.1.2020

毎日毎日、1限か7限を往復する生活休日は大体勉強に追われて家にこもっていて、出かけるとしたら、日が暮れてから そんな生活を連綿と続けていたので、いつしか、冬の澄んだ夕暮れを忘れてしまっていた 月曜日、ドイツに来てから初めて、授業を休んだ実際、…

13.1.2020

毎日、流れるように過ぎていくけど、毎日、何かをしていることには違いないのだけれど、焦燥感が、とめどなく心の奥から溢れてくる 朝、LINEの通知に“しいたけ占い”があるのを見て、「ああ、また月曜が来たのだ」と自覚する 日本だったら、12時過ぎにくるこ…

1.1.2020

“2020”、とタイトル欄を打ちながら、かすかに心が震える あっという間に12月は流れていき、今日は元旦、今の所一人で寂しく過ごしている とはいえ、一人きりなのは久しぶりで、これまで毎日欠かさず、と言って良いほど、誰かと必ず会っていた 前回から今日ま…

19.12.2019

プレゼンが終わるまでは、と大体ほかの全てのことを放置していた2週間だった 毎度苦しめられているC1のコースで、ようやく、プレゼンの日程が決まる どうしようかな、と迷っていたのだけれど、結局私の実力では、猶予が何週間延びようがクオリティは変わらな…

7.12.2019

毎週、毎週、一つは事件が起こるのだな、と 先週の日曜日は「カレー作ったんだけど、良かったらおいで」と招かれて、日本人三人でダラダラと夜を過ごす それにしてもまさか、スジカレーうどんがこっちで食べられるとは私も今度、挑戦してみようかしら 今週は…

30.11.2019

知らないうちに、妙にストレスが溜まっていることってある 月曜日はたまたま7限が休講になったところへ、友人の一人のための誕生日パーティー 「子供っぽい」と揶揄されながらも壁、天井中に貼り付けられたパステルカラーの風船も、付け焼き刃で覚えたチェコ…

15.11.2019

なんとなくここに戻ってくる気が無くなっていて、前回の更新日から一週間以上経っていることに、驚きを隠せない それだけ、月日が過ぎるのは異常に早くて、でも、私自身はその早さに追いつけずにいる そして、黄金の秋も、間も無く終わってしまうのだろうな …

30.10.2019

7時前に家を出る朝先週は真っ暗闇の中だったのに、今日はすでに明るい それは、おそらく最後になると思われるサマータイムが、先の日曜日の午前二時を過ぎる直前に終わったから 今日は歴史の講義で、黒死病についての回だったのだけど、先週よりも格段に授業…

27.10.2019

流されるように平日を終えて、あっという間に、週末も終わり 平日の夜は、パンケーキパーティーをしたり、ボードゲームバーに遊びに出かけたり でも、水曜日と木曜日は、相変わらず7時前に家を出なければならないしそして早速水曜日は二度寝してしまい、再び…

22.10.2019

日曜の夜、旅行から帰ってきて、部屋がぐちゃぐちゃのまま月曜は慌てて学校へ向かう プラハ旅行は、2泊3日もあったにも関わらず、観光名所の外観だけチラチラ見て、適当に散歩して、美味しいものだけ楽しんで、皆で喋る 個人で旅行に出かけるときは、信じら…

16.10.2019

小降りの雨が顔を打ち、少し肌寒い夜明け前 ぼうっとしていたらバスは逃すし、キャンパス内で若干迷ったし、どうにか1限には間に合ったものの、大教室かと思いきや、セミナーのような雰囲気 恐る恐る、空いている席に腰掛けると、まもなく講義が始まった そ…

15.10.2019

今日は、初めての登校日 2限からだったのだけれど、全く空気がつかめないし、建物自体はまるっと理系の雰囲気を漂わせていて、こんなところで本当に近世イングランド史の講義が開かれるの、と不安だったけれど始まったのはその通りだったので、ホッとなでお…

13.10.2019

とにかく毎晩、出歩いていて“20時以降の外出なんて(怖いし)絶対にしない!”なんて言っていたのは、果たして誰だったのか 11日はチェコ人の友人のいとこが遊びに来るということで、Neustadtの一角のバーでビールを飲みながら、私はkickerに初挑戦 これがま…

3.10.2019

今日は留学生の子達と、マイセンへ マイセンまでは電車で30分おまけにザクセン州の大学に通っている学生は、Semesterticketを提示すれば、ドレスデン市内の交通と、ザクセン州内の鉄道は乗り放題となる 11:30と遅めの集合時間だったけれど、ツアーが間も無く…

30.9.2019

さて、ここのところ更新が滞っていたのは、問題が発生しているからではなくて、文フリの原稿に注力していたから 26日の夜、ようやくインターネットを自在に使えるようになり、ドレスデンの色々なスポットを調べていたこれまで時間こそあったものの、なんだか…